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古典SF-RPGトラベラーシリーズの話題ほか、いろいろ

トラベラー狂会 ルルイエ支部

Book4:Psion
Mongoose Publishing

 追加ルール第4弾、超能力者モジュールである。Amazonに予約を出していたのだが、最近になって、「商品を 入手できないことがわかりました。」と、キャンセル通知がやってきた。品物自体は、6月から国内店舗に並んでいて、今でも問題なく入手できるにもかかわらず、だ。値段的には店頭価格よりもだいぶ安い価格だったが、こういう体たらくじゃ使い物にならないぞ<Amazon。

まぁ、それはおいといて、内容紹介にうつる。全体は7章で構成されている。

最初のPsionic Talentの章は基本的な超能力のルール、および、超能力がどういうもので、キャンペーンスタイルに合わせてどのように調整すればよいか(第3帝国なら、超能力ポイントはそのままだが、スペオペなら1.5倍、etc.)といった内容が含まれている。

 次のDoors of Perceptionの章は、超能力テストの方法や、超能力をどのように開発するかといった内容を含んでいる(この中には肉体的なハンデを負う代わりに、強い超能力を得るようにする、といった方法も用意されている、具体的には、普通に特長ポイントを振った上で、肉体能力値2ポイントを、1超能力ポイントに振りかえ、振り替えた肉体ポイント数に応じた才能(最大7つ)を得ることになる)。

 Psion Careerの章は言うまでもなく、キャラクターメイキング部分だが、海軍や、陸軍、偵察局のPsion版のようなものから、地下組織の一員、果ては時間管理局やら、次元捜査官なんてものまで13部門もの経歴が用意されている。もちろん、それぞれに、3つの専門分野が準備されているため、実質39の経歴を選ぶことができる。新規追加のスキルとしては、<Lore>(伝承)、<Science(Psionics)>、<Science(Temporal)>、
<Science(Dimentional)>、<Time Paradox>などが加わっている(第3帝国を舞台とした場合、使えるのはPisonicsとLoreくらいか)。

 続くPsionic Powersの章は、それぞれの超能力の詳細および、行為判定タスク集である、基本能力については、コアルールのものと、ほぼ同じと思ってよいが、Advancedの方は、うかつにトラベラー世界(第3帝国)に導入すると、危険な性質のもの(時間操作、次元操作、etc.)がいろいろと並んでいるので、扱いには注意したほうがよいだろう。

 その後のPsionic Traumaの章は、超能力の使いすぎ、その他の要因による副作用としてどういうことが起こるかの解説である、制限はかなりきつくて、一日あたり、知力の半分に等しい回数を超えて超能力を使用すると、その程度に応じてTraumaを受けることになる。Traumaの回復にはかなりの時間がかかる上、Traumaを抑える薬はあるものの、薬に頼ると今度は薬の副作用に体を蝕まれるという悪循環に見舞われる。とうぜん、レフリーとしては、PCをその悪循環へと追い込むのが基本だ(違)。また、何らかの理由で恐怖症にかかる羽目になった時に使用するよう、4ページにわたる恐怖症リストが準備されていたりする(よくこれだけ集めたものだ・・・)。

 Psinic Equipmentの章は、Psion向け装備(強化薬、Psionic Energy Sword、etc)や、対Psion向け装備(シールド、Anti-Psi Spray、etc.)など面白いものがそろっている。 

 続くMind Shipの章は、宇宙船関連の追加ルールで、超能力者組み込み(!)宇宙船(いわゆる、頭脳船というやつか)や、タイムマシン(最大前後1万年まで移動可)、次元跳躍船(平行宇宙への移動ができる)などが設計できるようになっている。おそらく、通常の第3帝国には存在しないと思われる宇宙船だと思われるが、実際のところは定かではない。
 
 おそらく、第3帝国を舞台として使っている分には、なくても差し支えのないものだと思う(超能力は基本ルールに記載してある範囲に限っておいたほうがよいだろう)。トラベラーをより汎用的なSFシステムとして使用したいのなら、持っていても損はない、ただし、超能力がそれなりに使用される世界というのが前提だが・・・。
| Mongoose版 Traveller | 02:39 | トラックバック:0コメント:2
Adventure 2: Prison Planet
Mongoose Publishing

 Adventure第2弾、4月末には現物を見ていたのだけれど、Amazon経由で購入したら、届いたのが6月になってから、まぁ、しょうがない(これがいわゆるKONOZAMAというやつか?結局、Psion来なかったし・・・)。その後、仕事でばたばたしたり、某仮想の町をうろうろしてたりで、なかなか読む時間が取れなかったが、何とか一通り流して読んでみた。

 その昔CTでも同タイトルのAdventureが出版されていたことを知っている人も多いと思うが、本作は、CTのPrison Planetをベースに増補改定を行ったものと思ってほぼ間違いないだろう(ざっと見たところ、マップはほとんど同じもののようだ)。章立てはかなり細かく分かれているが、大きく分けると、背景説明や、追加ルールにかかわる部分と、アドベンチャー部分の二つに分類することができる
(Incident~Escapeまでがアドベンチャー部分、残りが背景説明および追加ルールという感じ)。

 また、最初のIntroductionの章に、参考資料として、いくつかの監獄ドラマの紹介や、レフェリーズ・ノートとして、進め方・やってはいけないこと等の注記があるため、基本的にそれに沿って進めていけば問題ないだろう。

 2番目のThe Prisonの章は監獄の見取り図および詳細説明、続くPrisoners,Guards,And Staffの章は要するにNPC集だが、30ページにおよぶ大部のもの、しかし、これでも、記載するに足る一部のみの収録という事のようだ。したがって、必要なら、いくらでもNPCを付け足すことが可能となっている(個人的には、付属のものでも十分多いと思うけど・・・)。

 次のRunning The Adventureの章は、プレイ前にきっちり読み込んでおく必要があるだろう。最低限、「Sequence of Play」の手順さえ理解しておけば、プレイできなくはないが、Prison Regulationsや、Prison Reputation、裏の権力構造など、あらかじめ頭に入れておく必要のある情報が、この章に多々、含まれている。基本的な流れは、CT版と同じで、ゲーム時間内の一週間毎に、一度イベント表を振って、遭遇表を振って、時には事件が起こって、それに対して、プレイヤーが対応して、記録しての繰り返しである(CTのものに比べ情報量は多いものの、基本コンセプトはほとんど同じだ)。

 その次の噂表は、手に入る噂の一覧である、最終的には全てPCに開示されるものなのだろうが、一部を除き、どういう機会に手に入るかは明記が無い(知っている人から、会話を通じて入手としてある)ようである。遭遇の際の会話の際に、少しずつ出していくという感じでよいのだろう。

 さて、続くIncidentから、Escape!までの章は、Prison Planetで起こるさまざまな事件のパートである。大枠としては、Incidentに記載されている事件を順番に起こしつつ、要所要所に、Outbreak~Escape!までのアドベンチャーを挟み込むという形になる。それぞれのアドベンチャーは解決までにある程度の時間がかかるということで、いくつかを、並列で起こせという指示があるが、それをやると、情報が混乱して、手に負えなくなる可能性が高いように思われる。心配しなくとも時間はあるだろう(少なくとも数年の刑期は持っているだろう)から、一つずつ、順番に解決していくということにしたほうがよいように感じる。
 なお、個々の事件詳細については、楽しみのためにここでの紹介は割愛する(なにせ、タイトルだけで、どういう内容か推測がつくし・・・)。

 装備品の章は監獄内で(手段はともかく)手に入る装備品の一覧である、もちろん、比較的入手しやすいもの(タバコや小銭)から、極めて難しいもの(看守の持ち物類)まで、いろいろ取り揃えられている。手に入ったアイテムは、極力有効に使用するように注意すること(まぁ、中には使用済みティッシュなどという、何に使えばよいのかわからないものも、含まれているが・・・)。

 次のKeanouの章は監獄惑星そのものの解説なのだが、監獄を除いても、かなり興味深い世界のようである。それにしても、特産物がスパイスで砂漠世界というのは、どこかで聞いたような気がするのだが、気のせいか?

 なお、最終章にPrisonerの経歴作成表なんてのもついている(Rogueまたは、Drifterの経歴部門で「事故」が起こった場合、レフェリー判断でPrisoner部門へ異動とできる)、もちろん?専門も3種類(Inmate(受刑者)、Thug(凶悪犯?)、Fixer(仲介人))用意されているし、昇進(!)や除隊恩典も用意されている。恩典の「犯罪の秘密」は、Trade Secret以外は一度しか選択できないが、裏世界のつてができたり、海賊基地の場所や隠された宝の在り処を知ったりなど、(レフェリーにとっても)楽しいものが並んでいる。

 まとめると、違法行為に手を染めるPCに手を焼いていたり、そうでなくとも、PCにちょっと変わった経験をさせてみたいというのなら、間違いなく買いだろう。もっとも、PCの立場からすると、一生無縁でいたい場所であることは間違いないのだが・・・。
| Mongoose版 Traveller | 12:10 | トラックバック:0コメント:1
書評:「戦略の強化書」他3つまとめて
何かとばたばたしていて、何気に2ヶ月も開いてしまった・・・。

戦略の強化書
 西村繁樹編著 
 芙蓉書房出版

 読むだけで、戦略思考が身につくという触れ込みの本。実際、全て同じ形式での章立てになっており、どのような流れで戦略を考えればよいか、繰り返し叩き込まれるようになっている。その点を抜いたとしても、孫子をはじめ、クラウゼヴィッツ、マハン、ドゥーエ、リデルハート、毛沢東ら2次大戦以前の戦略家の戦略に加え、2次大戦後の核戦略や、21世紀の対テロ戦略まで一冊でフォローしているあまり例を見ない本(単に私が知らないだけかも知らんけど・・・・)。

サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か
 ミチオ カク著 斉藤隆央訳
 NHK出版

 その昔、ブルーバックスで「SFはどこまで実現するか」という本が出ていたが、それと似たような趣旨の本、SF作品でとりあげられているさまざまなテクノロジー(大きく15のテーマについて)の実現性をどの程度「不可能」なのかにより3段階に分けて解説してある本。不可能レベル1は早ければ今世紀中、遅くとも来世紀には実現するレベル(場合によってはちょっと違う形だが)、不可能レベル2は、数千年~数万年の間でなら可能かもというレベル、不可能レベル3は既知の物理法則に反するものだけどれど、数万年あるいはそれ以上進んだ文明ならひょっとしたら可能かもというレベル、と区分けされている。幸い(?)、取り上げられているうちの2/3はレベル1に属している(その中には光学迷彩や、テレポート、フォースフィールドなどが含まれる)。 

這いよれ!ニャル子さん
 逢空万太
 GA文庫

 ・・・これについては、何もいうまい、かなり人を選ぶライトノベル(ストーリーはともかく随所にちりばめられたネタがねぇ・・・)。2冊目が7月に出るようだけれど、いつまでネタが続くのか・・・。

P.S. Book5 「Agent」、Supplement 4 「Central Supply Catalog」、「Project Steel」無事に出版されたようです。うちにはまだBook 4 「Psion」が届かない・・・。
| 書評 | 23:33 | トラックバック:0コメント:3
【速報】Book4 Psion 発売
Mongoose Publishing

 当初予定からは、ちょっと遅れる形となったが、無事にBook 4:Psionが発売となったようである。名前からわかるとおり、超能力者モジュールである。詳細については入手してからということで。また、同時に、Project Steelというシナリオ集(どうやら、ソード・ワールズ連合の付近を扱っている模様)も発売されている。ただ、こちらは元々はComstar Gamesから発売されていたものの移植 or 再発売らしい。
なお、今月はもう一冊Warships of Babylon 5が発売予定だが、これはとりあえず放置予定(笑い)

 今後の発売予定であるが、6月が、Alien Module 1: Aslan、Book 5: Agent、Supplement 4: Central Supply Catalogue、Tripwireの4冊、7月がBook 6: Scoundrel、Hammers Slammers、Judge Dredd、Supplement 5: Civilian Vehiclesの4冊、8月がGolden Age Starships Compilation、Traveller Referee's Screen、Bad Moon Rising(Judge Dred用アドベンチャー)の3冊と3ヶ月で11冊出る予定と、読むのも買うのも追いつかなさそうなハイペース出版のようだ。無事に発売されることを祈る。
 なお、Hammers Slammers、Judge Dreddは、Travellerシステムを使用した別の舞台設定で、Hammers SlammersはDavid Drakeの小説を元にした、傭兵物、Judge Dreddは3億6千万人が住むメトロポリスで悪と戦うタフな警官もの、とBabyron5と同じような位置づけのような作品らしいので、特に興味を惹かれなければ無視しても問題ないだろう。
| Mongoose版 Traveller | 23:39 | トラックバック:0コメント:0
Frontier Report 1
The Chirdren of Earth

VALISさんとこでも紹介されている、PDF形式で発行されたファンジンである。巻頭言の「News from the fronteir」の記述では、「現行ルールセット(Monngoose版Traveller)以外の全てのエディションをサポートする」、とされている。なぜ現行ルールセットが対象外なのかというと、Mongoose Publishingが提示しているFair Use Policyの制限が気に入らないということのようだ(まぁ、確かに舞台としていい宙域が限定されたりと制限きついしなぁ・・・)。また、このファンジンが主として扱うのはD6ベースのシステム(CT、MT、T4)で、それ以外のシステムのもの(GT、T20、etc.)については、十分な投稿が集まった場合に特別版として出す方針とのこと(投稿(Word、OpenOffice、PDFのいずれか)も受け付けている・・・おそらく海外からでも大丈夫だと思われるが、英文にしなきゃならんのが最大の難点か・・・)。

 創刊号である今号は、かなりT4に重きをおいているようだ(編集者の好みがT4だということかららしい)。特にT4で欠けていたBelter関連の記述が充実している。

News from the Fronteirに続いて、Belter関連の記事が4本、ただし、ルールおよびデータな記述はBelte Caracter Generationと、装備品のBelter Dressで残りの2本は背景説明的な記述となっている、本来は大規模採掘のルールなども入れる予定だったらしいのだが、Mongooseから、Beltstrikeが再販されるということで、はずしたらしい(編集者はMongoose版Beltstrikeは購入していない模様)。なお、こちらのほうでは、Asteroidのサイズ解説や、形状、採掘方法の解説など、Beltstrikeではほとんど触れられていない記述が充実している。
 Belter DressはBelter用の特製宇宙服で、対環境スーツに、防御能力を高めるための着脱式増加装甲および、着脱式強化外骨格(Str+4)、および、長時間活動できる生命維持装置がセットになったものという感じである(データとしてはTL=11、TL=13のものが記載されている、なお、CTで扱う場合には、スーツ単体ではクロース相当、増加装甲付きで戦闘アーマー相当と扱えとのことだ、外骨格の有無は防御力には影響しない)。お値段はフルセットだと7万~8万Cr程度と結構高価なものとなっている(追加装備が高い)。また、キャラクター作成ルールであるが、取得可能なスキルが技術系に加え生存関連(個人戦闘含む)と、PCとして使うにも使いやすいキャラクターが作成できるような仕上がりとなっている。

 その次のMeteor Burst Communicationだが、これは流星を利用した遠距離通信(!)についての解説記事である。どういうものかというと流星の尾(正確には流星によって作り出されたイオン雲)を電波の反射体として特定ポイントに情報を送るという無茶なもの、通信衛星なしにかなりの長距離通信を実現できるのがミソらしい。もっとも、ちょっと考えればわかるとおり、そもそも流星というものは高々数秒で燃え尽きてしまうようなものなので、大量データを送ることには向かないし、いつ通信できるかはある程度運頼みになってしまうことは否めないだろう(中にはいつでも狙った場所にかなりの情報を送れるまでに熟達するケースもある(場合によっては同時に複数の流星を利用したり)という記述があるが・・・本当にできるのか?)。また、上空に味方の艦船がいる場合にしか使用できない方法ではあるが、散乱砂を流星源として使う方法も解説してあったりする。

 次のIDP(Imperial Data Package)システムであるが、ざっと見た感じ、Fire、Fusion&Steel(以下FF&S)の複雑極まりない設計ルールをMTの設計手順程度にまで軽減するもののようだ。まぁ、名前からも類推できると思うが、要はFF&Sのルールで、帝国標準モジュールをあらかじめ設計しておき、それをベースに以降の設計を進めていくというものだ。もちろん、必要なパッケージ群は一通り準備されているので、そあらためてパッケージを準備する必要はない。また、必要ならFF&Sを利用して、追加モジュールを設計する(あるいは一から設計する)ことも可能である。実際、FF&Sのルールをそのまま使って宇宙船設計(特に大型艦)を行うと大変な手間がかかる(その代わりきめ細かな設計が可能ではあるが・・・詳細は別途)ため、こういうシステムは必要とされていたものだと思う。
 なお、設計例として200トン商船(Jump-1、1G、船荷81.5トン)が記載されており、続いて、T4用の4種類の宇宙船データが記載されている(ただし、IDPを利用しているかどうかは不明)。
 
 続いてのThe Dynamic Task Systemは、T4、CT用の代替タスクシステムで、基本的にはT4用に設計されたものだが、T4以外に使うとすればCTが適しているということだ。簡単に説明すると、能力値が目標値で、それに難易度修正(6段階)とスキル修正(スキル分だけ難易度が減少)を加え、2D6でそれ以下を出せば成功という形になっている(出目が2なら自動成功、12なら自動失敗、その後再判定で例外的な成功/失敗の判断を行う)。もちろん、実際には他にもさまざまなシチュエーションよる修正などがあるため、これほど単純ではない(もちろん、そういった各シチュエーションでの扱いについても記載されている)。まぁ、元々T4のタスクシステム自体、能力値重視のものだったので同様に能力値重視となっているわけだけれど、これは好みの分かれるところだろう(私自身はより、スキル重視のMTのタスクシステムのほうが好みだが・・・)。

 次のThe 4 Cornersは、4 Cornersと呼ばれる領域の一つについての背景説明資料で、今回取り上げられているのは帝国中心部のLaraa, Cadion, LodeそしてKerr星域にまたがる領域である。内容としては4Corners領域の各分野(科学、経済、etc.)の特徴解説および、上記4星域の各星系データと代表的ないくつかの星系についての解説記事、それから、この領域を舞台としたアドベンチャーが8つ(ただし、実際にプレイするにはかなり準備が必要だろう)記載されている。

 CT用の代替キャラクター作成システムは、基本ルールの6部門(海軍、海兵、陸軍、偵察局、商船、その他)を置き換えるもの(厳密にはちょっと異なるのだけれど・・・)で、スキルテーブルの大半(というか、ほとんど全部)が選択スキル(ただし、同じ名前でも部門によって選択できる範囲が異なっている)に入れ替えられており、作成時の自由度が大きく向上している。特に、その他部門の選択の幅広さは際立っていて、軍事関連の特殊戦闘スキル(Combat Rifleman、Screen、etc.)以外は、ほとんどなんでもありとなっている(ので、スキルをベースにして<元XX>と名乗ることになるのだろう)。
 いくつか、元々のルールと扱いの異なるスキルや、追加スキルも存在しているようだが、もちろん、それらについての解説もなされている。
 
 その次のT4用代替ルールは、T4のキャラクター作成での取得スキルが多すぎることに対して一定の制限を加えようという試みだ。具体的には、各期毎に得られるスキルレベルを制限し、制限以上のスキルを得ようとした場合、リスクが伴うようにする(制限を越えるスキル毎に生存判定の目標値に+1)というものである。また、このルールに従ったサンプルキャラクターも記載されている。

 次のCitizens of the Imperial Coreの章は、代替CTキャラクター作成システムを利用して作られたキャラクター・データ集だ。それぞれに、姓名や、性別、能力値、スキルなどに加え、簡単な背景ストーリーが記載されているため、NPCとして使うにしろ、PCとして使う(としたら、ちょっとスキルが薄い気がするが・・・)にしろかなり参考になるだろう。

 最後に記載されているのはMT用の戦闘車両データ4種類、いずれもかなり詳細なデータ(なにせ、車内の装備品一覧まである(!))が記載されている、かなりの力作だ。性能的には、ざっと見、反乱軍ソースブックの帝国軍の反重力戦車や兵員輸送車を凌ぐものとなっているようだ。

・・・とまぁ、ファンジンにしておくのがもったいないような充実した内容である。

 あとは、半年毎の定期的なリリースができるかどうかだけれど、今でも活発なコミュニティ活動が続いているところからすると、それなりに期待していいのかもしれない。

なお、余談ではあるが、他に、Stellar Reachesという別のファンジンも存在している(こちらは現在8冊発行されている、が現在9冊目の発行のところで止まっている模様)。こっちについても、おりを見て、紹介したいと思う。
| トラベラーシリーズ総合 | 02:57 | トラックバック:0コメント:1
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ナイR@TEP

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トラベラーシリーズに手を出してはや20年以上になりました。
ここ何年もプレイする機会に恵まれないけど、またやりたいなぁ・・・。

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