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古典SF-RPGトラベラーシリーズの話題ほか、いろいろ

トラベラー狂会 ルルイエ支部

Supplement 4: Central Supply Catalogue
Mongoose Publishing

装備品カタログ、いじょ。

・・・一行で終わらすなと?しょうがないなぁ・・・内容は大きく、背景及びルール部分と、カテゴリー毎に分類された装備品カタログに分かれている。最初のRules and Backgroundの章以外は全て、装備品カタログだ。

 まず、背景については、各TLの解説や、星系のTLの通用する範囲、その制限事項などが解説してある。ルールについては、よい知らせと、悪い知らせがあるのだけれど、慣例に従って、悪いほうから始めることにする。悪い知らせとしては、防具の装備制限がかなりきつくなっていて、治安レベル4以上の場合、ジャック or メッシュのみが合法となった、ただし、合法といっても、街中で理由なく防具を身に付けている場合、当局の目を引くことになる、つまり、中程度以上(4+)の治安レベルを持っている場合、事実上、街中で防具は身に付けられないということだ。次によい知らせ、本来のTLよりも低いTLや、高いTLでの装備品作成に関するルールや、カスタムアイテム作成に関するルールが加わり、装備品のバリエーションを簡単に増やすことができるようになった。もっとも低TLで作成する場合、本来のものよりも、大型で性能も低く、かつ高価になる、もちろんちゃんと動くかどうかもわからないが、少なくとも、使える可能性はある。つまり、低TLで宇宙港も無いようなところでも、現地にあるもので間に合わせの宇宙船修理を試みることができるようになったということだ、ただし、TL差1毎に-3修正なので、TL差がありすぎる場合、どんなにがんばっても使えるものができないという結果にもなるのだけれど・・・・。

 装備品カタログのほうは、個人用及び軽支援火器、支援火器及び野砲、個人用防具、サバイバル&野外装備、電気&医療装備、生活費他の6つに大別されている。ボリュームが多いので全てを紹介するわけにはいかないが、独断と偏見でいくつか紹介してみることにする。

 個人用装備で目を引かれるところとしては、高TLの接近戦用武器がいろいろと追加されているという点だ。例を挙げると、重力ジェネレータを組み込んだGrav Mace(TL=13)や、一種のビーム兵器である、Arc-Field Axe(TL=14)、同Sword(TL=14)、あるいは超能力者用のPsi Cutlass、Psi Dagger(どちらもTL=16)などがある。これに対応して、シールドも、Gravitic Buckler(TL=13)や、Repulser Shield(TL=17)などが追加されている。もちろん、火器類も大幅に追加されていて、(実際に使えるかどうかはさておき)目移りすることは間違いないだろう。

  支援火器及び野砲のところでは、これをはずすわけにはいかないだろう、Gun、Siege、Superheavy.800mm(TL 8)・・・口径からわかる人もいると思うが、地球でかつて作られた最大の野砲の改良版で、核砲弾にも対応しているとのことだが、どうやら、トラベラー世界にはアレを改良量産した大馬鹿者(誉め言葉)が存在しているらしい。それ以外にも、爆薬類(Pocket Nukeなんてものあるぞ)や長射程対空レーザー、マスドライバーなど、よりどりみどりだ。

 個人防具ももちろんかなりの量が記載されていて、標準的な、Jack、Mesh、Cloth、をはじめ、古代のプレートメールやヘルム、ガントレットなどから、戦闘アーマー(動力補助有り/なし)、バトルドレスなど、あらゆるものが含まれている。バトルドレスは基本タイプ以外に10種類のバリエーションが記載されており、それぞれに特性が異なっているようである。

 ここまでが武器や防具類なのであるが、全体(200ページ弱)の6割を占めるボリュームとなっている。もちろんこの後の装備品もかなりの量が記載されていて、「こんなものまで!?」と思うようなものがいろいろ含まれているようだ。もちろん、サイバネティックパーツもいろいろと追加されているので、改造の自由度もだいぶ上がっている(ちなみに、自爆装置もある(笑))。

 さて、まとまりなく書いてしまったが、これは間違いなく買いの一冊だろう。もっとも、大半の武器防具は、治安レベルの制限に引っかかるのが難点ではあるが、傭兵物にしてしまえば、存分に追加された武器類を使用出来るだろう、もちろんそれは敵にも当てはまる、くれぐれも油断召されぬよう・・・。
 
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| Mongoose版 Traveller | 00:16 | トラックバック:0コメント:1
Book4:Psion
Mongoose Publishing

 追加ルール第4弾、超能力者モジュールである。Amazonに予約を出していたのだが、最近になって、「商品を 入手できないことがわかりました。」と、キャンセル通知がやってきた。品物自体は、6月から国内店舗に並んでいて、今でも問題なく入手できるにもかかわらず、だ。値段的には店頭価格よりもだいぶ安い価格だったが、こういう体たらくじゃ使い物にならないぞ<Amazon。

まぁ、それはおいといて、内容紹介にうつる。全体は7章で構成されている。

最初のPsionic Talentの章は基本的な超能力のルール、および、超能力がどういうもので、キャンペーンスタイルに合わせてどのように調整すればよいか(第3帝国なら、超能力ポイントはそのままだが、スペオペなら1.5倍、etc.)といった内容が含まれている。

 次のDoors of Perceptionの章は、超能力テストの方法や、超能力をどのように開発するかといった内容を含んでいる(この中には肉体的なハンデを負う代わりに、強い超能力を得るようにする、といった方法も用意されている、具体的には、普通に特長ポイントを振った上で、肉体能力値2ポイントを、1超能力ポイントに振りかえ、振り替えた肉体ポイント数に応じた才能(最大7つ)を得ることになる)。

 Psion Careerの章は言うまでもなく、キャラクターメイキング部分だが、海軍や、陸軍、偵察局のPsion版のようなものから、地下組織の一員、果ては時間管理局やら、次元捜査官なんてものまで13部門もの経歴が用意されている。もちろん、それぞれに、3つの専門分野が準備されているため、実質39の経歴を選ぶことができる。新規追加のスキルとしては、<Lore>(伝承)、<Science(Psionics)>、<Science(Temporal)>、
<Science(Dimentional)>、<Time Paradox>などが加わっている(第3帝国を舞台とした場合、使えるのはPisonicsとLoreくらいか)。

 続くPsionic Powersの章は、それぞれの超能力の詳細および、行為判定タスク集である、基本能力については、コアルールのものと、ほぼ同じと思ってよいが、Advancedの方は、うかつにトラベラー世界(第3帝国)に導入すると、危険な性質のもの(時間操作、次元操作、etc.)がいろいろと並んでいるので、扱いには注意したほうがよいだろう。

 その後のPsionic Traumaの章は、超能力の使いすぎ、その他の要因による副作用としてどういうことが起こるかの解説である、制限はかなりきつくて、一日あたり、知力の半分に等しい回数を超えて超能力を使用すると、その程度に応じてTraumaを受けることになる。Traumaの回復にはかなりの時間がかかる上、Traumaを抑える薬はあるものの、薬に頼ると今度は薬の副作用に体を蝕まれるという悪循環に見舞われる。とうぜん、レフリーとしては、PCをその悪循環へと追い込むのが基本だ(違)。また、何らかの理由で恐怖症にかかる羽目になった時に使用するよう、4ページにわたる恐怖症リストが準備されていたりする(よくこれだけ集めたものだ・・・)。

 Psinic Equipmentの章は、Psion向け装備(強化薬、Psionic Energy Sword、etc)や、対Psion向け装備(シールド、Anti-Psi Spray、etc.)など面白いものがそろっている。 

 続くMind Shipの章は、宇宙船関連の追加ルールで、超能力者組み込み(!)宇宙船(いわゆる、頭脳船というやつか)や、タイムマシン(最大前後1万年まで移動可)、次元跳躍船(平行宇宙への移動ができる)などが設計できるようになっている。おそらく、通常の第3帝国には存在しないと思われる宇宙船だと思われるが、実際のところは定かではない。
 
 おそらく、第3帝国を舞台として使っている分には、なくても差し支えのないものだと思う(超能力は基本ルールに記載してある範囲に限っておいたほうがよいだろう)。トラベラーをより汎用的なSFシステムとして使用したいのなら、持っていても損はない、ただし、超能力がそれなりに使用される世界というのが前提だが・・・。
| Mongoose版 Traveller | 02:39 | トラックバック:0コメント:2
Adventure 2: Prison Planet
Mongoose Publishing

 Adventure第2弾、4月末には現物を見ていたのだけれど、Amazon経由で購入したら、届いたのが6月になってから、まぁ、しょうがない(これがいわゆるKONOZAMAというやつか?結局、Psion来なかったし・・・)。その後、仕事でばたばたしたり、某仮想の町をうろうろしてたりで、なかなか読む時間が取れなかったが、何とか一通り流して読んでみた。

 その昔CTでも同タイトルのAdventureが出版されていたことを知っている人も多いと思うが、本作は、CTのPrison Planetをベースに増補改定を行ったものと思ってほぼ間違いないだろう(ざっと見たところ、マップはほとんど同じもののようだ)。章立てはかなり細かく分かれているが、大きく分けると、背景説明や、追加ルールにかかわる部分と、アドベンチャー部分の二つに分類することができる
(Incident~Escapeまでがアドベンチャー部分、残りが背景説明および追加ルールという感じ)。

 また、最初のIntroductionの章に、参考資料として、いくつかの監獄ドラマの紹介や、レフェリーズ・ノートとして、進め方・やってはいけないこと等の注記があるため、基本的にそれに沿って進めていけば問題ないだろう。

 2番目のThe Prisonの章は監獄の見取り図および詳細説明、続くPrisoners,Guards,And Staffの章は要するにNPC集だが、30ページにおよぶ大部のもの、しかし、これでも、記載するに足る一部のみの収録という事のようだ。したがって、必要なら、いくらでもNPCを付け足すことが可能となっている(個人的には、付属のものでも十分多いと思うけど・・・)。

 次のRunning The Adventureの章は、プレイ前にきっちり読み込んでおく必要があるだろう。最低限、「Sequence of Play」の手順さえ理解しておけば、プレイできなくはないが、Prison Regulationsや、Prison Reputation、裏の権力構造など、あらかじめ頭に入れておく必要のある情報が、この章に多々、含まれている。基本的な流れは、CT版と同じで、ゲーム時間内の一週間毎に、一度イベント表を振って、遭遇表を振って、時には事件が起こって、それに対して、プレイヤーが対応して、記録しての繰り返しである(CTのものに比べ情報量は多いものの、基本コンセプトはほとんど同じだ)。

 その次の噂表は、手に入る噂の一覧である、最終的には全てPCに開示されるものなのだろうが、一部を除き、どういう機会に手に入るかは明記が無い(知っている人から、会話を通じて入手としてある)ようである。遭遇の際の会話の際に、少しずつ出していくという感じでよいのだろう。

 さて、続くIncidentから、Escape!までの章は、Prison Planetで起こるさまざまな事件のパートである。大枠としては、Incidentに記載されている事件を順番に起こしつつ、要所要所に、Outbreak~Escape!までのアドベンチャーを挟み込むという形になる。それぞれのアドベンチャーは解決までにある程度の時間がかかるということで、いくつかを、並列で起こせという指示があるが、それをやると、情報が混乱して、手に負えなくなる可能性が高いように思われる。心配しなくとも時間はあるだろう(少なくとも数年の刑期は持っているだろう)から、一つずつ、順番に解決していくということにしたほうがよいように感じる。
 なお、個々の事件詳細については、楽しみのためにここでの紹介は割愛する(なにせ、タイトルだけで、どういう内容か推測がつくし・・・)。

 装備品の章は監獄内で(手段はともかく)手に入る装備品の一覧である、もちろん、比較的入手しやすいもの(タバコや小銭)から、極めて難しいもの(看守の持ち物類)まで、いろいろ取り揃えられている。手に入ったアイテムは、極力有効に使用するように注意すること(まぁ、中には使用済みティッシュなどという、何に使えばよいのかわからないものも、含まれているが・・・)。

 次のKeanouの章は監獄惑星そのものの解説なのだが、監獄を除いても、かなり興味深い世界のようである。それにしても、特産物がスパイスで砂漠世界というのは、どこかで聞いたような気がするのだが、気のせいか?

 なお、最終章にPrisonerの経歴作成表なんてのもついている(Rogueまたは、Drifterの経歴部門で「事故」が起こった場合、レフェリー判断でPrisoner部門へ異動とできる)、もちろん?専門も3種類(Inmate(受刑者)、Thug(凶悪犯?)、Fixer(仲介人))用意されているし、昇進(!)や除隊恩典も用意されている。恩典の「犯罪の秘密」は、Trade Secret以外は一度しか選択できないが、裏世界のつてができたり、海賊基地の場所や隠された宝の在り処を知ったりなど、(レフェリーにとっても)楽しいものが並んでいる。

 まとめると、違法行為に手を染めるPCに手を焼いていたり、そうでなくとも、PCにちょっと変わった経験をさせてみたいというのなら、間違いなく買いだろう。もっとも、PCの立場からすると、一生無縁でいたい場所であることは間違いないのだが・・・。
| Mongoose版 Traveller | 12:10 | トラックバック:0コメント:1
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トラベラーシリーズに手を出してはや20年以上になりました。
ここ何年もプレイする機会に恵まれないけど、またやりたいなぁ・・・。

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