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古典SF-RPGトラベラーシリーズの話題ほか、いろいろ

トラベラー狂会 ルルイエ支部

Supplemants 13 Veterans
GDW/HobbyJapan

このSupplemantsに収録されているのは、各TL毎に区分された傭兵データである。大きくは履歴書パートとレフリー用情報パート(実際の所有スキル等)に分けられている。雇う側は履歴書パートのみを見て、雇うかどうかを決める必要がある。
履歴書にかかれているのは、特徴ポイント、経歴(兵科、期数、受勲記録等)および使用可能装備のみで、スキルに関してはいっさい記載されていない。とはいえ、使用可能装備を見ればどういったスキルを持っているかは分かるので、それで判断しろということであろう(後は、面接ないし、実地試験を行うか?)。
記載されているキャラクターデータは234名分で、それぞれTL毎に20~30名分くらいずつ準備されている。ただし、複数のTLに渡って使用できるキャラも存在しているため、実際には、それぞれのTLに対し、40~80名分くらいづつ使用できると考えてよい。

なお、HobbyJapan版には、本来、76人のパトロンに収録されていた傭兵チケット16枚が、特別サプリメントとして、こちらのほうに訳出されている(そのため、HobbyJapan版の76人のパトロンは「60人のパトロン」となっていた)。HobbyJapan版は本来の出版順とは異なり、こちらのほうが先に出版されたため、このような判断となったのであろう。
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| Travellerシリーズ | 01:55 | トラックバック:0コメント:2
Supplements 12 Forms and Charts
GDW/HobbyJapan

ようするに書式集である。大まかに、個人用、宇宙船用、地図用、その他、身分証明書に分られている。

個人用の書式としては、おなじみのキャラクターシート(TAS Form 2)に加え、キャラクター作成データ表(TAS Form 41)、武器データ記録シート(TAS Form 42)および、装備品記録シート(TAS Form 43)が収録されている。キャラクター作成データ表は、基本ルール相当のキャラクター作成データを作成できるようになっている。

宇宙船用書式としては、商用の宇宙船登録書(TAS Form 3)、宇宙船仕様書(TAS Form 4)、貨物記録(TAS Form 14)、デッキプラン用方眼2種(TAS From 65、TAS Form 66)、それから、宇宙海軍(High Guard)仕様の宇宙船データ記録シート(IN Form 3)および、設計シート(IN Form 10、IN Form 11)が収録されている。

地図用書式としては、宙域データ(TAS Form 5)、星域図(TAS Form 6)、星域世界データ(TAS Form 7)、世界図(IS Form 8)、地形データ(IS Form 9)、異星生物との遭遇表(IS Form 10)が収録されている。

その他の書式としては、傭兵チケット(TAS Form 17)、撤収契約(TAS Form 18)、それから、Xボートメッセージ(IS Form 6)、Xボート映像ファクシミリ用書式(IS Form 7)なんてものが収録されている(あまり使う機会はない気がするが・・・)。

個人的に気になるのは、飛んでいる番号の書式がいったいどんなものだったのかということ。まぁ、都合上番号が飛ぶことはよくあることだから気にしても仕方ないことなんだろうけど・・・。

身分証明書には、テュケラ運輸や、マキドカルン、ナアシルカなどのメガコーポレーションのものから、偵察局、帝国海軍、帝国海兵隊あるいは、ニュースサービスの記者証、トラベラー協会の会員証なんてものまで含まれている。

また、帝国標準歴と、カレンダーも収録されている。それにしても、日付が一定の標準歴は非常に便利だぞ。

HobbyJapan版では原書の最後の出典に関する記述が省略されているが、まぁ、これは無理もないだろう(JTASのなん号とか言われてもねぇ・・・)。
| Travellerシリーズ | 00:24 | トラックバック:0コメント:0
Supplements 10 The Solomani Rim
GDW

未訳Supplementsの一つで、ソロマニ・リム宙域のデータ集である。こちらもスピンワードマーチ同様に、やはり帝国首都を遠く離れた辺境の地ではあるが、こっちは我らが地球のあるソル星域を含んでいる。つまり地球周辺エリアなのである。Supplements 3のSpinward March同様、各星域毎の簡単な解説がついている。また、ソロマニ・リムの歴史(それにしても、第2帝国(人類の支配)の初代皇帝がヒロシって、いったい・・・ひょっとして、日系人か?まぁ、第3帝国の時代でも日本語は生き残っているらしいからなぁ・・・)や、ベガ自治区に関する説明もある。
とりあえず、地球周辺領域で冒険するのに必要な情報(必ずしも十分とは言えないかもしれないが)は入っているので、そういう人たちには有用であろう。

ただし、冒険の際には、地球周辺(地球を含む)星系は990年から1102年にかけてのソロマニ・リム戦争の結果として、大半が軍政化にあるということをお忘れなく。
| Travellerシリーズ | 22:31 | トラックバック:0コメント:0
Supplemants 9 Fighting Ships
GDW/HobbyJapan

戦闘艦艇のデータ集、小さいものは20トンの連絡艇から、大きいものは50万トンの巨大戦艦まで一通りのクラスの艦船データを収録してある。もちろん、データは、宇宙海軍(High Guard)準拠のデータなので、そのままゲームに使える(当たり前だ)。

もっとも、このSupplemantsに収録されている艦船を通常のトラベラーのプレイで使用することは、ほとんどないであろうが。とはいえ、私のような大型艦好きの人間にとってはそういうデータを眺めているだけでも楽しめる(イラストもあるし・・・)ので、そういう人にはうってつけの一冊であろう。

なお、HobbyJapan版は宇宙海軍のルールブックの後半部に特別付録として収録されていた。また、イラストも加藤直之氏の手によるものに差し換えられており、原書のイラストよりもかなり重厚な仕上がりとなっていた(デザインは、ほとんどが原書のままなのだが、ここまで雰囲気がかわるか)。
| Travellerシリーズ | 00:37 | トラックバック:0コメント:0
Supplemants 8 Library data(A-M)/Supplemants 11 Library data(N-Z)
GDW

2冊あわせて一組のライブラリデータ集である。ライブラリデータはトラベラー宇宙に関する基礎知識の宝庫なのでプレイヤー、レフリーともに持っていて損はない。

おまけとして、Supplement 8の方には、ソロマニの人々の歴史解説や、ソロマニ運動の歴史、帝国のメガコーポレーション一覧、および、歴代皇帝のリストが付属、Supplements 11の方には帝国宇宙の解説や、帝国全土を含む既知世界のマップ、帝国貴族に関する解説、スピンワードマーチの歴史、ソロマニ・リムの政治さらには、スピンワードマーチと、ソロマニ・リムのマップまで付属している。

残念ながら、現在まで和訳されたという話は聞いていない。とりあえず、雷鳴社からでるのを気長に待つのが吉か?
| Travellerシリーズ | 00:19 | トラックバック:0コメント:0
Supplemants 7 Traders & Gunboats
GDW/HobbyJapan

帝国内でよく見かける宇宙船についての解説およびデッキプラン集。

解説されているのは、偵察局および商船でそれぞれ3タイプずつ、それに、砲艦として2タイプ、それに小艇のとして50トン特殊艦載艇、20トン大型ボート、30トン大型救命艇、40トン艦載艇である。また、簡単にではあるが、それぞれのタイプの改造型についての解説もある

まず、偵察局の船としてはおなじみのS型偵察艦、それからXボートシステムの根幹をなすXボートと、Xボートの連絡補給艦が紹介されている。Xボートとは情報をすばやく運ぶことのみに特化した船で、ジャンプドライブしかもたず、ジャンプ以外は移動すらできないという代物である。そのXボートの回収や燃料補給、乗員の交代などの役割を担うのが連絡補給艦である。どちらもXボートの連絡網上の世界ではしばしば見られる宇宙船となる。

次に、商船としては、A2型の外航自由貿易船、R型政府指定商船(通称「太っちょ貿易船」)、それからJ型探査艦が説明してある。J型探査艦は、中古のS型偵察艦の改造型で、20トンの鉱石収納スペースを作るために、燃料タンクと居住スペースを削っているため、そのままではジャンプ1しかできなくなっている(鉱石収納スペースの半分を燃料に回せばジャンプ2が可能)。A2型はジャンプ2ができるので、商船としてかなり魅力的だが、問題は経費、なにせ、普通にやっていたのでは確実に赤字(たとえ、毎回船客も船荷もいっぱいに積めたとしても)となるのは痛すぎる。R型なら、船客と船荷がいっぱいになれば利益が出る(おまけに補助を受けられれば、稼働率35%でも利益が出る)のと比較すると大違い(まぁ、レフェリー的にはその方が、仕掛けがしやすくてよいのだけれど(笑))。

砲艦としては、ガゼル級の小型護衛艦と、ドラゴン級(?)の惑星防衛艦(SDB)および、ジャンプシャトルが記載されている。どちらも、このクラスの船としてはかなり優秀な方でしょう(PCにはそうそう渡せないけれど・・・)。

また、巻末には宇宙海軍(High Guard)仕様のUSPデータ(バリエーション含む)も記載されている。

なお、HobbyJapan版はボードゲーム「メイデイ」とセットになって販売されていた。また、コラムとして(原書にはない)チャンパ宇宙港の解説が付随している。
| Travellerシリーズ | 00:37 | トラックバック:0コメント:0
Supplemants 6 76 Patrons
GDW/HobbyJapan

いわゆる、冒険のネタ集である。プレイヤーの人数によってシングルプレイヤー用、2~6プレイヤー用、5~12プレイヤー用、9プレイヤー以上向け、および傭兵チケットに分られている。実際問題として、一人のレフリーが管理しきれるのは多くても6人くらいまでだと思うので、5~12プレイヤー用やら、9プレイヤー以上向けのものは、そのままでは使いにくいのではないかと思われるが、少なくとも参考にはなる。各パトロンの書式は雑誌での「パトロンとの遭遇」などでよく見かける、プレイヤー用情報がまず記載され、続いてレフリー用情報が記載(実際の展開はダイスを振って決める)されるというおなじみのものである。

レフリーやるなら、なんとしても手に入れておくこと。ネタに詰まったときには、非常に重宝することは間違いない。もちろん、よいレフリーは普段からネタになりそうなことは書き溜めておいて、ストックを充実させているものだということはいうまでもないだろう(他人に言う前にやれ>自分)。より使いやすくするためには、個々の情報をカード化(番号だけでもよい)しておくというのも一つの手だろう(カードを引いてもらえばよいので、選ぶ手間がない)。

なお、HobbyJapan版は、レフリー・アクセサリーとして、レフリースクリーン、装備品カード、Dobble Adventure 「Marooned/Marooned Alone」とともにボックス販売されていた。ただ、傭兵チケット16枚が省略されて「60人のパトロン」となっていたが・・・。
| Travellerシリーズ | 21:27 | トラックバック:0コメント:0
Supplemants 5 Lightning Class Cruisers
GDW/HobbyJapan

帝国海軍の誇る60,000トンの巡洋艦ライトニング級の(文字通り)全てを扱った1冊。ライトニング級巡洋艦の背景情報から、建造された同型艦全ての艦名および、経歴、宇宙海軍(High Guard)書式でのデータ、デッキプランまでが収録されている。

圧巻はデッキプランで、全84層に分かれたデッキを全て再現できるように、機能の異なるデッキが全て記載されている(実際に使用するには小さすぎるが・・・)。また、海軍、商船、偵察局のそれぞれのデッキ配置についても書いてあるため、海軍巡洋艦以外の元ライトニング級の船を部隊とすることも可能になっている。

帝国歴1107年現在で現役となっているものが15隻、商船となっているものが7隻、偵察局で活動中が5隻となっている。それにしても、100年以上前に建造された船が(いくら近代化改装を受けたとはいえ)いまだに現役で稼働しているというのは驚異的、よほど設計がよかったのか・・・。

資料としては非常に価値のある一冊であると思うが、トラベラーのシナリオネタとして使うには、いささか使いづらいと思われる(ボードゲームのシナリオにあったようなシチュエーションならともかくとして・・・)。

なお、HobbyJapan版は、ボードゲーム「アザンティ・ハイ・ライトニング」に同梱されていた。
| Travellerシリーズ | 21:05 | トラックバック:0コメント:0
Book 8 Robots
GDW/HobbyJapan

Travellerの世界におけるロボットの扱いと、設計ルールが含まれた追加ルールブックである。Book 4~Book 7は基本ルールの拡張であったが、このRobotsのみは純粋な追加ルールのようである。

内容は、前半が帝国内外におけるロボットの扱いや、ロボット製造会社など、Traveller世界においてロボットがどういう位置づけにあるのかといった背景情報、後半がロボットの設計ルールとなっている。

まず、前半部であるが未来世界におけるロボットに始り、帝国でのロボットの歴史、それから、ロボット三原則ならぬ、シュドゥシャム協定という、ロボット製作・使用に関する取り決め(7条から構成されていることと、それぞれの概要はあるが条文その物は未記載)についての解説に続きロボットのタイプや使用法についての説明がなされている。その後に、帝国外のロボットということで、ゾダーン連盟やアスラン帝国、ヴァルグル連合、二千世界、ハイブ連盟、ソロマニ領、ドロイン(古代世界含む)、その他のロボットと一通り網羅されている。加えて、ロボット製造会社や、頭脳に関しての説明がなされており、前半部を一通り読めば、トラベラー世界でのロボットの状況が把握できるようになっている。

後半部のロボット設計ルールであるが、こちらは、一度RPGマガジンに2分割で掲載されていたものと、ほぼ同じもののようである。設計の流れとしては、宇宙海軍の宇宙船設計などとほぼ同じなので、宇宙海軍での宇宙船設計をやったことがあるのであれば設計するのに特に大きな問題はないであろう。もちろん、人間そっくりの外見をした人型ロボットを設計することも可能(ただし、そういうロボットは(性能に対して)かなり高価となるけれど・・・)。ただ、AIロボットについては帝国最高の科学でも手に余るらしく、現時点では実験的なもの(それでも、真のAIには程遠いが・・・)を除くと新しいものは存在していない(完全なAIロボットはTL17+が必要) 。

また、キャラクターとしてロボットを使用する際の注意事項や、プレイヤー向のロボットをロールプレイする際のコツの解説も記載されている。ロボットPCやりたいなどという粋狂な人は・・・それなりにいるか(笑)。ただ、きちんとロールするにはそれなりに苦労がいると思うので、チャレンジする人は心しておくように(AIロボット?そんなものは、今の帝国には(公式には)存在していないぞ、非公式には存在しているけれど・・・)。

なお、HobbyJapan版ではDGP社の101ロボットとセットのBox販売となっていた。余談ではあるが、DGP社はトラベラーのサポート誌として、Traveller's Digest(のちMegatraveller Journal)の出版元であり、良質のサプリメント(MTのWorld Builder's Handbook等)の供給元でもある。
| Travellerシリーズ | 20:15 | トラックバック:0コメント:1
Book 7 Merchant Prince
GDW/HobbyJapan

拡張ルール第4弾、商人キャラクターの上級作成ルールである。それ以外に、トラベラー宇宙における各規模(メガコーポ、宙域規模、星域規模、自由貿易商人、etc.)の運輸会社の例(会社概要含む)や、貿易システム解説が付随する。

キャラクター作成システムは、例によって、1年毎に任務を決定し、それを遂行することにより昇進やスキル獲得をしていくという形式となっている。変ってる点としては、転職や引き抜きにより会社を移っていく可能性があるということや、任務によっては、ボーナスを受け取れるという点がある。また、他の上級キャラ作成と異なり、恩典や一時金も会社規模によって異なった表を使うようになっている。船を狙うなら、星域規模以下の企業を狙う必要がある(国境外企業ならA2型が手にはいるので、けっこうおいしいかも)、逆に宙域規模以上の会社ではトラベラー協会の会員資格を手に入れることができる。おそらく、宙域規模以上の会社では恩典として渡せるような小型宇宙船はほとんど所有していないということなのであろう。

貿易システムは、基本ルールの品目ベースのものから、どこで買い、どこで売るかというUWPベースに変更されている(ぢつは、こっちのシステムでしか貿易ルールを運用したことがなかったりするが、ってーか、本格的に始めたのってMTだし(笑))。

運輸会社の例としては、大きいものはメガコーポレーションから、小さいものは自由貿易商人まで、さらに、所属国家別に例示されており、自分で会社の設定を作成するさいにもかなり役に立つ資料となっている(例示にあるジェミスン社って、サンプルキャラクターのジェミスン船長の会社だよなぁ、たぶん・・・しかし、「利益は(もし存在すれば)」って、やっぱり儲かってないのか?)。

貿易をメインにするのであれば、基本ルールよりもこちらのほうが使いやすいであろう。

だいぶ前に作った貿易支援CGIもあるので使いたければどうぞ(リジャイナ星域限定&実はMT仕様(だから、品目によっていろいろな特記事項がつく(笑))だけど・・・)。

なお、HobbyJapan版では、長編シナリオ「トラベラーアドベンチャー」とセットでBOX販売(トラベラーアドベンチャーのおまけ?)されていた。
| Travellerシリーズ | 01:12 | トラックバック:0コメント:0
Book 6 Scouts
GDW/HobbyJapan

拡張ルール第3弾は、偵察局の上級キャラクター作成ルールおよび、世界作成の詳細ルール(天文データ含む)である。

例によって、キャラクター作成ルールは、前2作のキャラクター作成同様に、1年毎にミッションが決定され、それを遂行していくという流れになる。ただ、前2作と異なるのは、偵察局では、階級があるのは事務部門のみであり、現場部門には階級は存在しない。基本ルールでの偵察局には階級がなかったことからすると、基本ルールの偵察局キャラは全て現場部門出身である、ということなのだろう。それから、<宇宙船設計>というスキルが今回追加になったが、技術課の専門学校でのみ取得できるというレアものスキルとなっている(なぜか、宇宙海軍にもないスキル、なぜだ?)。

次に世界の作成の章だが、基本ルールでは主要世界のみのUWPを決定するものであったのに対し、本ルールでは星系全体のデータを作成できるようになっている。手順としては、主要世界がすでにできている場合に、残りのデータを追加する流れと、一から星系を作っていく流れの二通りが用意されている。違いとしては、主要世界ありきの手順の場合、主要世界は必ず可住圏に配置しなければならないのに対し、一から作る方法では人口最大の世界が主要世界となるという点である(もっとも、可住圏が人口最大になりやすいので、どちらでもあまりたいした差はない)。また、天文データの章では、公転周期や、平均気温の計算方法など、惑星の状況(暑い星か寒い星かetc.)を決めるために役に立つパラメータの決め方について解説してある(しかし、ゲームのデータ作成で平方根を見ることになろうとは・・・)。

星系の詳細データを作ったり、天文データを計算したりすることが国ならない人(私のような(笑))ならまちがいなく、買い。それほど好きでないという方でも、惑星探査シナリオ(リヴァイアサン等)をやる機会があるなら、持っていた方がまちがいなく楽しめることはうけあいである。

現時点では日本語版はないが、いずれ、雷鳴社からまちがいなく再販されるであろうから、期待して待つべし。

なお、HobbyJapan版は、「Adventure 4 リヴァイアサン」「Adventure 9 海洋惑星の遊牧民」の2本のシナリオが付属したボックスセットで発売されていた。
| Travellerシリーズ | 20:34 | トラックバック:0コメント:0
Refree's Companion
GDW

MegaTravellerのレフリーをするのに便利な書式や、追加情報を集めたもの。

内容は、大規模戦闘ルールから、異星人(ヴァルグル人、アスラン人、etc.)に関する情報、星系内活動手順、さらには、マッピング用白地図、キャラクターカード(NPCの管理に便利)等盛りだくさん。

まず、大規模戦闘であるが、単化のために、個々のキャラクターデータから、複合ユニットを作製する方法、そして、ユニットでの戦闘解決ルール、それから、戦闘後の各キャラクターへのダメージの割り振り方法で構成されている。このルールを使用すれば、個々のキャラクターの特徴を活かした上で、戦闘を簡略化できるようだ。傭兵シナリオ等では非常に有効であろう。

次の星系内活動では、星系内での、惑星間飛行にかかる時間を始め、各分野の宇宙船がどういった活動をするかについての解説がある。例えば、商船であれば、ジャンプ前に行き先の星系チャート確認および、コースのプロット、ジャンプアウトしてまずやるべきことは、周囲のスキャニング、地方通信網へのアクセス、それから、目標地(主世界、ガスジャイアント、その他)への移動、および、目標地での活動(商売商売~)、離脱準備、離脱となる。

技術の章は、トラベラーの基本ルールにもあった技術チャートを始め、それぞれの分野およびTL毎にどのような技術が開発されるかが解説してある(TL15までではなく、TL21まで解説してある、ただし、TL事の解説はTL16まで)。

異星種族の章では、ドロイン人、ゾダーン人、ヴァルグル人、アスラン人のそれぞれについて、母星の解説から生理機能や、種族の歴史、など、参考情報が多数掲載されている。

マッピング用の白地図は、宙域図、星域図、星系図、惑星図を始め、大陸図や、地方マップ用のものまで準備されている。また、ワードジェネレータなんてものも付属していて、何回かダイスを振るだけで、ヴィラニ、アスラン、ヴァルグル、ゾダーン、ドロイン、それぞれの種族っぽい単語が作れるという代物、ちゃんと音素構造を考慮した作りになっているため読める単語ができるようにはなっている(といっても、ヴァルグルやアスラン、ドロインの単語が人類に発音しやすいかどうかは謎だが・・・)。

その他、時間の記録の仕方や、研究活動、メガコーポレーションの説明など、レフリーやるなら持っていて損はないものとなっている・・・ただ、和訳がないのが難点・・・(いや、白地図だけのために入手してもいいくらいかも・・・それなら、英語読めなくてもあまり関係ないし・・・(ヲイ))。
| MegaTravellerシリーズ | 00:49 | トラックバック:0コメント:0
Book 5 High Guard
GDW/HobbyJapan/雷鳴

巨大な宇宙船の設計や、何隻もの巨大な宇宙戦艦から構成される艦隊を率いての艦隊戦闘を扱った、拡張ルール第2弾である。このルールでは、基本ルールで5000トンまでに限られていた宇宙船設計が、100万トンもの巨大戦艦まで設計できるように拡張されているのだ(それに合わせて武器や防御スクリーンなども追加されている)。

ルールブックの構成は、キャラクターメイキング、宇宙船設計、宇宙船戦闘の3つの部分よりできている。

キャラクターメイキングは、海軍キャラクターの上級作成ルールとして、傭兵部隊同様、細かい兵科に分かれ、一年毎に任務が決定し、昇進や、スキル獲得の判定を行うという流れである。また、応募前のオプションとして、大学、海軍士官学校、医科大学、飛行学校という選択肢が用意されている。それぞれ、きちんと卒業すれば、それなりのメリットを受けられるようになっている・・・もっとも、卒業のためのハードルはそれなりに高い(知力修正は入るけど)ので、心して進むように。

さて、宇宙船設計は、上述の通りで、基本ルールでは5000トン以下の宇宙船に限られていたものが、小は10トン程度の小型戦闘艇から大は100万トンもの巨大戦艦まで設計できるものとなっている。また、武器についても主砲や、副砲(ベイウェポン)を始め、砲塔兵器でも基本ルールに記載されていないものが追加されている。なお、主砲は、船に一基しか搭載できないことになっているが、これは、主砲が砲塔搭載兵器ではなく、船の中心軸に搭載されるためである(ヤマトの波動砲みたいなイメージだと思いねぇ)。変った制限としては、同一種類の兵器を砲塔と副砲、あるいは副砲と主砲、のように別のサイズの兵器として混在できないというものがある(たぶん、USPのフォーマット上の都合であろう)。

High Guardにおける宇宙船戦闘であるが、非常に簡略化されており(なにせ、距離は近距離か遠距離しかない)、多数の艦船を使っての艦隊戦を効率よく処理できるようになっている。特筆すべきは、戦列と予備が存在し、基本的に戦闘できるのは戦列のみであること、また、行動不能となった船には乗り込み戦闘を仕掛けられるなど、帆船時代の戦いを髣髴とさせるような面があることである。

なお、HobbyJapan版は、ルールブックの巻末にSupplementとして戦闘宇宙艦が付属し、また、アドベンチャーシナリオとして、「キンニール」および「一兆クレジット艦隊」がセットになった非常にお得なものであった。
| Travellerシリーズ | 23:32 | トラックバック:0コメント:0
Book 4 Mercenary
GDW/Hobby Japan/雷鳴

お金と引き替えに戦いを請け負う人々ー「傭兵部隊」ーを扱った拡張ルールの第一弾である(HobbyJapan版ではBook 5の方が先にでたが、雷鳴版はオリジナルにあわせこちらが先)。

内容は、大きく、キャラクター作成、傭兵チケット、募集、大規模戦闘ルール、装備品(野砲含む)の章に分かれている。

まず、キャラクター作成だが、これは基本ルールでいう陸軍/海兵隊キャラクターの上級作成ルールとなっている。基本ルールのキャラクター作成と異なる点としては、1年単位で任務を決定し、その度にスキルの取得や昇進の可能性があるということであろう。また、基本ルールでは、陸軍/海兵隊という大枠での分類だったものが、陸軍なら歩兵、砲兵、機甲といった兵科毎に分かれているところもうれしい点だろう。さらに、戦闘系スキルが大幅に拡張されおり、基本ルールのキャラクターに比べるとはるかに強力な兵士キャラクターを作成できるようになっている(適切な装備があれば、だが)、一方で、通常の冒険で役に立つようなスキルはほとんど得られないため、通常のアドベンチャーで使用するのにはあまり向いていない。

次に、傭兵チケットというのは、ようするに、任務の依頼票である。どのような任務で、なにが求められていて、報酬やその他の条件はなにか?ということが記載されている。このチケットを見て、受けるか、受けないかを判断し、受けると決めたら、契約するという流れになる。もちろん、チケットを自作するときの参考になるサンプルもついている。

募集というのは、ようするに、「君、いい体しているね、傭兵にならないか?」という話にどれくらい乗ってくるやつがいるか、ということを定めたものである。そういう人を集めやすいのは、TLがやや高めで治安レベルが低く、かつ小国分立の世界である。まぁ、ぶっちゃけ、普段から揉め事の絶えない世界なら集めやすいということだ。

最後の装備品の章に記載されているのは、様々な軍用装備類である。小さいものでは、戦闘ライフル、磁気ライフルなどのライフル、ピストル類から、プラズマガン、フュージョンガンなどの高エネルギー火器、また、フラックジャケットや、戦闘アーマー、核中和装置などの防具類、はては野砲の類いまでリストアップされている(それにしても、中間子砲は凶悪すぎるぞ・・・)。まぁ、こういう装備は、元軍人だとか、傭兵でなければ縁のないものではあるのだが、どうしても入手したいのであれば、闇市などでそういうものを探してみるのも一つの手、ただし、入手したものは当局に見つけられないように注意すること(あるいは鼻薬を嗅がせるか・・・(ヲイ))。

なお、HobbyJapan版は、アドベンチャーシナリオ「ブロードソード」、サプリメント「ベテラン」を含む3冊セットのボックスとして販売されていた。
| Travellerシリーズ | 03:02 | トラックバック:0コメント:0
GURPS Traveller
SJG

GURPSシステムに移植されたTravellerである。私が所有しているのは初版だけれど、確か、第2版も出ていたはずである。

実のところ、GURPSはあまり好きではないので、買ったはいいものの、ほとんど読んでいなかったりする(笑)

それはさておき、このルールブック、半分がライブラリデータで、残りの半分が、ルール部分ーといっても、キャラメイクと装備品、宇宙船データがほとんどで、おまけ程度に宇宙船のデザインや宇宙戦闘ルールが付属している程度。それ以外の部分は全て通常のGURPSのルールが適用される。まぁ、GURPSのシステムになじんでいるという前提(なにせ、プレイするのに、Basic Set、Compendium I:Chraracter Creation、GURPS Spaceが必須・・・Spaceと、Basic Setはあるけれど、Compendium Iは持ってないし・・・)のものであるから、これはこれでいいのだろう。キャラクターテンプレートを見る限りでは、TNEの経歴部門が元になっているようである。

CT、MTを始め、TNEやT4からのキャラクターのコンバート方法が記載されているのは面白い点だけれど、そこまでする人ははたしているのでしょうか?

・・・たぶん、GURPSでTravellerをやる人以外は持っていなくても困らないものでしょう(シリーズの他の作品には、GURPS以外でも十分活用できそうなものもあるけれど・・・)。
| GURPS Travellerシリーズ | 00:09 | トラックバック:0コメント:0
Merc Miller's Traveller
Imperium Games,Inc.

トラベラーシリーズ第4版である。出版がGDWから別会社に移っているが、実は、この前にGDWが解散してしまったのである。それぞれの作品の版権は本来のデザイナーに譲渡(Traveller シリーズはMerc Miller氏)されて、以後はそれぞれの権利者が管理になったわけだけど、Imperium Games,Inc.がライセンスを受けて発売したのが、このシリーズである。

例によってこの一冊目は基本ルールにあたるわけだけど、今回は、最初のほうにシリーズの歴史や、基礎知識がまとめてあり、これまでのシリーズの流れをおさらいできるようになっている。

ルール構成はキャラクター作成に始り、スキルやタスクシステム解説、地上戦闘、装備品、地表での乗り物や宇宙船データ、宇宙旅行、宇宙戦闘、超能力、世界の作成、遭遇、レフリーガイド、貿易と、これまでのシリーズと大差ない(実際、過去作品を知っていれば、それほど戸惑うことはないでしょう)。

キャラクター作成ルールは、基本的にこれまで通りで、経歴部門は10種類(陸軍、海軍、海兵隊、偵察局、商船、エージェント、エンタティナー、貴族、悪党、学者)となっている。ただし、スキルが1年に1つとなっているため、取得できるスキルの数はかなり多くなっている(1期あたり4~6個)。

宇宙船や、乗り物関連は、TNEのルールをベースにしているような感じ、一応、5000トンまでの宇宙船設計ができるようになっているが、かなり条件が限定されているもよう。

その他の、世界作成や、遭遇、貿易関連はCTからほとんど変更されていない。

また、ミニシナリオも2本付属しており、すぐにでも遊べるようになっている。一本は一定期間内に出国ビザを発行してもらうために奔走する「EXIT VISA」、もう一本は、ちょっとした(?)決断を迫られる「Rubicon Cross」である。

一番変更が大きいのがタスクシステムで、TNE同様に下方ロール(目標値以下を出せば成功)であるが、難易度によって使用するダイスの数が異なってくるというシステムとなっており、目標値はスキルレベル+関連能力値(0レベルは関連能力値の1/2(端数切り上げ))となっている。

付属地図はなぜか、コア星域、しかも、帝国首都キャピタルの名前がない。理由は簡単、なんせ、これから帝国ができ始める時代だから・・・。

・・・それにしてもT4の<万能>スキル便利すぎ・・・
| Merc Miller's Travellerシリーズ | 00:29 | トラックバック:0コメント:0
Traveller The New Era
GDW

皇帝暗殺に端を発する反乱戦争は終結することなく、かつて栄華を誇った銀河帝国が跡形もなく滅びさってしまったーそんな時代を舞台としているのが、シリーズ第3作のThe New Era(TNE)である。

キャラクターメイキングは、CTやMT同様、経歴部門での経験を重ねて作成していくという部分は変わらないが、前2作と異なり、条件があえば別の経歴部門に進むことができるようになっている。その分、経歴部門は大幅に増え、40近くの部門が用意されている(時代背景を反映してか裏のスキルが非常に取得しやすくなっているのも特徴である)。どうやら、当時GDWが発売していた、Twilight 2000や、Traveller AD 2300と共通のシステムを採用しているらしく、戦闘ルールが妙に詳細化されている。やはり、背景が崩壊した帝国であるため、どうしても戦闘指向が強くなっていることの表われだろう。実際、「The Onece and Future Emperor」と、「Idol Dreams」の2本のアドベンチャーシナリオが付随しているが、ざっとみた感じではどちらもかなり戦闘指向が強いシナリオのようである。

World&Travelの章は異星生物との遭遇部分はCT、MTのものそのまま、世界構築に関してもCT、MTのもののままであるが、追加ルールとして、「崩壊による影響」が設定されている。また、宇宙船との遭遇や貿易関連チャートもMTからのものであるようだ(もっとも、崩壊した帝国で星間貿易が成り立つかどうかは疑問だが・・・)。また、超能力のルールが、CT、MTより強化されかなり使えるものになっている。

Equipment&Technologyの章も、MT(CT)のものをTNEのデータにコンバートしたものが大半を占めるようである(そういう面ではあまり選択に迷うことはないであろう)。ただ、乗り物や宇宙船についてはデータはあるものの、肝心の設計ルールが含まれておらず、このルールブックだけでは乗り物や宇宙船の設計はできなくなっている(これに関してはのちに「Fire,Fusion&Steel」というサプリメントが発売されてる・・・これがまた、MTの設計ルールのさらに上をいく代物だったりするのだけれど、詳細は後日)。

なお、スピンワードマーチを含むデネブ領域の大半は(ヴァルグル人のコリドー侵略により中央と切り放されたのが幸いしてか)帝国崩壊の影響をあまり受けずに済んでおり、従来通りのトラベラー世界を旅することができる・・・が、なぜか超能力が解禁されており、追加のキャラクター部門として超能力者があったりする、うーむ(おまけにそのページのイラストはなにげに戦隊ものっぽいし・・・)。
| Traveller The New Eraシリーズ | 00:21 | トラックバック:0コメント:0
MegaTraveller Box Set
GDW/HobbyJapan

皇帝暗殺事件が勃発し、磐石と思われていた<帝国>が分裂してしまった後の時代を扱ったシリーズ第2段。
セット内容は、キャラクターメイキングや個人戦闘ルールを扱ったプレイヤー・ハンドブック、宇宙船設計や、宇宙戦闘、世界作成ルールを扱った、レフリー・ハンドブック、ライブラリデータや、装備品データを収録した帝国百科の3冊のルールブックに、スピンワードマーチ宙域マップおよび、6面ダイス2個である(余談ではあるが、私の入手したセットに入っていたダイスは妙にゾロ目が出やすく、別のゲームで大活躍した)。

ルールブックは、単品販売も行われており、プレイヤーに専念するのであれば、プレイヤー・ハンドブックと、帝国百科を持っていれば特に困ることはない。

キャラクター作成ルールは、CTの基本ルール+帝国市民+上級作成ルールをベースに出身世界のルールを追加し、スキルの追加や整理を行ったものと思えばほぼまちがいない。大きく変った点としては、防具がきちんと装甲として機能するようになった(CTにおいては装甲ではなく命中修正値の増減として表現されていた)ことと、一部の防具の重ね着ができるようになったことがあげられる。また、あわせてHP制も導入されている(ある人曰く、「獣と同じ扱いになったのね」)。一方で、狙い撃ちや、最低ダメージといったルールにより、強力な防具を身につけた相手でも一撃で昏倒させることができるなど、戦闘の危険さはCTと変っていない。

レフリーズマニュアル扱われている、世界の作成ルールはCTの偵察局ルールに相当している。貿易に関しては貿易品の種類や特性が細かく設定できるようになり、より楽しい(スリリングな)貿易が行えるようになった。宇宙船設計部分は全面改訂されており、車両車両や小型機器の設計も行えるよう共通かがなされている。また、TL=21までの装備品がルール化されており、オリジナル世界を作成している人には非常にありがたいものとなっている。

帝国百科は、ライブラリデータ(CTのライブラリデータ相当)や、各種装備品データを集めたものであり、巻末には代表的な輸送機器データ(地上車、エアラフト、etc.)や、宇宙船データ(S型偵察艦、A型自由貿易船)、スピンワードマーチ宙域データなど、盛りだくさんの内容となっている。また、巻頭の帝国史年表は6ヶ国分の年代(その中には地球歴も含まれている)で記されている。

システム全体としてCTと非常に互換性の高いもの(宇宙船(輸送機器)設計ルールを除く)となっており、CT時代のシナリオ類はほぼそのまま使えると思ってよい。惜しむらくは現時点では日本語版の入手が困難であることである(英語版についてはサプリメント類とともにPDF化してCD-ROMに納めたものが発売されている模様)。
| MegaTravellerシリーズ | 00:09 | トラックバック:0コメント:0
Supplemants 4 Citizens of the Imperium
GDW/HobbyJapan/雷鳴

キャラクターメイキングに新たに12の経歴部門を追加するサプリメント。追加される経歴部門は、海賊、宇宙鉱夫、水軍、外交官、医師、空軍、未開人、官僚、悪党、貴族、科学者、ハンターである。いくつかの新しいスキルも加わっているが、詳細については、別のルールブックに記載ということで解説が省略されているものもあり、その点は不親切(ただし、HobbyJapan版ではきちんと説明されている。おそらく雷鳴版でも、説明があると思われるため、日本語版を使用するのであれば問題ないであろう)。
作成ルール以外にはそれぞれの経歴部門毎に40人ずつのキャラクターデータが収録してあり不意にNPCが必要になった時にも慌てなくて済むようになっている。
また、Supplements 1(1001キャラクター)でもついていた、SFヒーローをトラベラーキャラとしてデータ化したものがついており、今回は8人のSFキャラが記載されている。
作成できるキャラクターの幅が広がるため、押えておくべきサプリメントである。もっとも、プレイヤーが未開人をやりたいなどと言い出したら、非常に困ってしまうだろうが・・・(なにせ、文明世界で役に立ちそうなスキルをほとんど持ち得ない・・・)。
| Travellerシリーズ | 23:42 | トラックバック:0コメント:0
Supplemants 3 The Spinward Marches
GDW/HobbyJapan/雷鳴

帝国首都を遠く離れ、ゾダーン連盟、ヴァルグル連合などの国家と国境を接するスピンワードマーチ宙域のデータ集。多くの市販シナリオの舞台となっている宙域でもあり、雑誌記事などで取り上げられることも多いので、レフリーやるのなら持っていて損はない。簡単なものながら、星域毎の解説がついているため、自分で世界を自作するさいにもかなり参考になる。
| Travellerシリーズ | 23:17 | トラックバック:0コメント:0
スキルの選び方
トラベラーにおいてはスキルは極めて重要である。ある行動を実行しようとした時に、必要なスキルを持っていなければ、その行動は(よほど簡単なことでない限り)まずまちがいなく失敗する。
ルール的にはダイス目に-4のペナルティーないし、判定難易度が1レベル上昇(1レベル毎に必要なダイス目が4上昇)といった形で表されている。例えば、成功判定値が2Dで7(だいたい半分の確率で成功)のものでも、スキル無しの場合判定値が2Dで11に上昇(成功する可能性は3%弱)するといった感じである。
そのため、スキルはあればあるほどよいものではあるが、残念ながら、取得できるスキル数には上限(スキルレベルの合計値が知力+教育度の合計値まで、最大でも30まで)があるため、なんでもかんでも取ればよいというものではなく、できるだけ効率よく取得する必要がある(パーティー内での役割分担も加味すること)。

では、独断と偏見によるおすすめのスキル

1. 宇宙船の運行/貿易に関するスキル
なにはなくとも、まずは、この関係のスキルがないことには始らない(PCのパーティーが何らかの形で宇宙船を入手する前提ではあるけれど・・・)。パーティー内で<パイロット><航法><エンジニアリング>のそれぞれについて3~4レベルを所持しているキャラ(理想としては他のスキルも2レベル所持、ex. <パイロットー4><エンジニアリング-2>)がいることが望ましい。また、旅客を運ぶのであれば接客要員として<スチュワード>スキルが必要となるが、これは運行要員とは別にいた方がよいだろう(<医学>スキルも取得して船医兼任とするのがおすすめ)。また、<宇宙服>スキルは必須(部門によっては0レベルがついてくるけれどやはり1レベル以上が必須)。
貿易で儲けを狙うなら、貿易関連のスキル<ブローカー><貿易>の4レベルを所持するべきである、売却時の+4修正や、事前の売値予想ができるのとできないのとでは、雲泥の差がある。さらに、無用のトラブルを避けるための<法律>もあるにこしたことはない(CTではBook 7 Merchant Prince(豪商)が必要、MTでは<経済>スキルで選択可能、TNEではMarketingがそれに当たる、T4ではBusinessスキルで選択可能)。
武装商船とするなら<砲術>スキルも考慮すべきであるが、基本的に商船は戦ってはいけない船なので、必要ならNPCを雇うというくらいの認識で十分だろう。もちろん、十分に戦える船が入手できているのなら、ちゃんと砲手を雇っておくべきである。そうでないと、みすみす儲けのチャンスを逃すことになってしまうだろう(何をする気だ?)。

2. 情報収集/対人関連スキル
次に必要となるのがこれである。無人世界や、野外での冒険でない限り、様々なことで他者と交渉を持つことになるため、人間関係を円滑にするスキルを身につけておくことはうまく世渡りするためには必須であろう。具体的には、<管理><交渉(雷鳴版CTでは世情通)>、<社交>などがそれにあたる。中でも<接触>スキルは、1レベル低い<管理><交渉>スキルとして使えるのでお得である(ただし、CT、MT限定)。似たようなスキルがいくつもあるのはそれぞれで使用場面が異なっているためである(<管理>は対官僚組織、<交渉(世情通)>は、対サブカルチャー、<社交>は、対上流社会といった具合いに・・・)。また、ある程度以上に文明の進んだ世界での情報収集には<コンピュータ>スキルも有効である。

3. 技術/学術系スキル
輸送機器の操縦など一部の例外を除くと使える局面は限られるものの、誰も該当スキルを持っていないとにっちもさっちもいかなくなる可能性があるのが、この系統のスキルである。もちろん、文明の進んだ大都市のように条件に恵まれた世界であれば、NPCを雇うといった手段も取れるけれど、人口も疎らな片田舎の惑星などでは、人を雇うこと自体が難しかったりする。そのため、各人がいずれかのスキルを2レベル程度所持しているほうが望ましい。
なお、その道の専門家を名乗るのであれば4レベル以上のスキルレベルが必須である。また、6レベル以上であれば、名人あるいは達人を名乗ってもおかしくないであろう(スキル全般において)。

4. 戦闘スキル
冒険の旅を続けていれば厄介事に巻き込まれるのは、世の常なわけで、戦闘スキルはあるにこしたことはない。個人的なおすすめは<格闘>、ついで<銃器戦闘>ないし、<刀剣戦闘>である。理由としては、多くの星ではそもそも治安レベルにより武器の所持が制限されていることと、基本的に戦闘は避けるものであり、身を守ることが優先であるためである。
逆に、<戦闘ライフル>や<高エネルギー火器>などの軍専用戦闘スキルは傭兵シナリオでもない限りほとんど出番はない(だいたい、入手自体が困難だし・・・)。

5. それ以外
上記以外のものについては個人の好みに応じて好きなように・・・というところであるが、CTではそれほど余計なスキルはなく、MT、TNE、T4と後期のシステムほど、スキルジャンルが増えているように思える(T4だとMusic(音楽)やらWriting(文筆)やらPhilosophy(哲学)やら、Archaology(考古学)やらならんでいる、どないせぇいうんじゃ?)。
扱いの特殊なスキルとして<万能>スキルがある。CTにおいては全てのスキルについて0レベルを保持している扱いとなるが、MTにおいては、レベル数分だけ不利な修正無しにやり直しがきくスキル、TNEでは該当スキル無し、T4では、能力値修正飲み0レベルスキル扱いで他のスキルに転用可能(強力すぎ・・・)となっている。

・・・もっとも、CTでは選択できるのは、どのスキル獲得表でダイスを振るかが選択できるのみで、特定のスキルを確実に取得する方法はない(上級作成ルールでは若干異なる)。MT以降のシステムでも、基本はCTと同じであるが、獲得表に記載されているスキルが選択可能スキルとなっていることが多く、それだけ望むスキルを取得できる可能性が高くなっている。したがって、望んだキャラを作りやすいのはMT以降のシステムである。
なお、冒険中でも通信教育や、自己トレーニングによりスキルを身につけたりレベルアップしたりすることは可能である。ただし、現実世界と同じようにそれなりの時間と費用がかかることは覚悟すること。
| トラベラーシリーズ総合 | 17:25 | トラックバック:0コメント:0
目的別経歴部門の選び方
なんでもできることが売りのトラベラーシリーズでは、キャラクターメイキングにおいても選べる経歴部門が多いため、どの部門を選ぶべきか迷うこともあるだろう。そこで、独断と偏見に基づき、目的別のおすすめ経歴部門をあげてみることにする。

宇宙船を手にいれたい

冒険で大金を掴んでそれから買うということを目指すならと国経歴は不問となるけれど、キャラクターメイキングの時点で宇宙船を入手できるのは、商人(CT,MT,T4)、偵察局(CT,MT,T4)、宇宙鉱夫(CT,MT,T4)、海賊(CT,MT)、貴族(CT,MT,T4)、ハンター(CT,MT)、科学者(CT,MT,T4)、芸人(T4)である。なお、TNEではこれに加えて、外交官や、傭兵、海軍なども宇宙船を入手できる(変ったところでは、革命家なんてのもあるけれど・・・)。ただし、偵察艦以外の宇宙船は入手時点で40年ローンをかかえることになるので注意(TNEはちょっと違うようだけど、まだ詳しく読んでない)。

戦えるキャラにしたい

戦えるキャラというと、すぐに思い浮かべるのは軍関係の経歴部門だと思う。確かに軍関係の経歴は戦闘系のスキルが充実しており、こと戦闘においてはかなり強力である、ただし、必要な装備が手にはいれば・・・であるが。実のところ、傭兵シナリオなどの例外的な状況を除き、そういう戦闘系スキルを活かす機会は、実はあまりなかったりする(せいぜい町中の喧嘩や、野性動物を相手にするくらいのもの)。
従って、傭兵シナリオ前提なら、陸軍ないし、海兵隊を選択すべきであるが、そうでないのなら、<銃器戦闘>、<刀剣戦闘>、<格闘>などを取得できる経歴(おすすめは<格闘>)なら特になんでもよい。肉弾戦目的ならCTの未開人を選択する手もあるがあまりおすすめはしない(なにせ、ほかのスキルが薄すぎる・・・なお、MTでは条件がきつすぎるので選びたくても選べないが・・・)。

知的なキャラにしたい

頭脳派を狙うのであれば、科学者(学者)、医者などが第一候補となるが、スキル次第で頭脳派になりうるものとしては陸軍、海軍、海兵隊、司法官、海賊などがあげられる。
軍関係が多いが、ようは技官となるようなスキルを選択していけばそういうキャラになるというだけのことである。

商売したい

迷わずに商人を選択すること、船長まで昇進して商船を入手するのがベター。すでに商船を入手したキャラがいるのであれば、交渉役狙いで、外交官、司法官、官僚、貴族、芸人などの選択もありだと思う。また、裏の商売を目的に海賊を選択するというのもありかもしれない(レフリーが認めてくれれば)。

裏世界へ・・・

第一候補としては悪党ないし、海賊、あるいはCTのその他部門であるが、MTでは、選択スキル<悪徳>を得られる部門(海軍、陸軍をはじめとする軍関係全て、および外交官、司法官、医師、貴族)となる。TNEは乱れた時代だけにたいていの部門で<悪徳>ないし<犯罪>スキルを取得できるようになっているため、選び放題(いいのか・・・)。T4では商人、偵察局、エージェント、芸人である。

能力値を伸ばしたい

CTにおいては医師、海軍、MTでは、海軍、陸軍、海兵隊、医師、外交官、貴族、T4では除隊恩典まで含めてであるが、海軍、陸軍、海兵隊、学者である(ただし、海軍、陸軍、海兵隊は大佐以上の階級につくこと前提)。なおTNEでは、能力値はほとんど伸ばせない(初期値+2が上限)ことになっている。別名<人体改造局>とも呼ばれる偵察局は社会身分度だけは伸ばせないが、それを気にしないのであれば偵察局も選択肢となりうる。

なお、実際のゲームにおいてはPCの一人が宇宙船を入手し、他のPCはその宇宙船のクルーとなるケースがしばしば見られる。そういうケースを想定する場合、宇宙船の運行に関わるスキルー<パイロット><航法><エンジニアリング><医学>(武器を操作するなら)<砲術>(客を運ぶなら)<スチュワード>などーのうち一つを3レベル以上、可能ならさらに、もう一つ別に2レベルのものを取得できるようにしておく方が、なにかと便利である。そういう部門としては、海軍、商船、偵察局、海賊、宇宙鉱夫があげられる。
| トラベラーシリーズ総合 | 01:50 | トラックバック:0コメント:0
Supplemants 2 Animal Encounters
GDW/HobbyJapan/雷鳴

惑星の大きさ(大・中・小)と大気タイプ(希薄・標準・濃厚)の3×3の9種類の組み合わせに対して、様々な地形タイプ(平原、荒れ地山地)毎の異星生物(動物)との遭遇表を収録したもの。使う機会はそれほど多くないかもしれない(偵察局キャラによる調査キャンペーンならまた話は違ってくるけれど・・・)が、持っているとわりと重宝する。もちろん、気合いの入ったレフリーなら、Book 3の「動物との遭遇」の章を元に自作できるものではあるのだが、実際に作るとなるとかなりの労力が必要となる。

・・・もっとも、この手のものは、それを作成するプログラムを書いてしまえば、その後は楽できるので、機会をみて作っておくといいかも知れない・・・(それなら、早く作れ>自分)。
| Travellerシリーズ | 00:14 | トラックバック:0コメント:0
Supplements 1 1001 Character
GDW/HobbyJapan/雷鳴

基本ルールの6つの経歴部門のそれぞれに136名分、それに遭遇用のキャラクター(戦闘前提?)が44名×4パターン分それに、ヒーロー9名分の合計1001人分のキャラクターデータを集めたもの。NPCを作るのが面倒な人にとっては有効なのかも知れないが、自らレフリーをするような人であれば、それなりにキャラクターは作り溜めているだろうから、Supplementの中ではなくてもそれほど困らないもの。

おまけでついているヒーローのデータは有名SFの主人公をトラベラーのデータとして表現したらこうなるという、あくまで参考データなので、まちがっても使おうと思ってはいけない(まぁ、十分普通の範囲でおさまっているケースもあるけれど・・・)。

なお、HobbyJapan版は単独ではなく、アドベンチャーシナリオ「研究基地ガンマ」および、Supplement 2「異星生物との遭遇」、Supplement 3「スピンワードマーチ宙域」がセットになったボックスセットとして発売されていた。
| Travellerシリーズ | 00:50 | トラックバック:0コメント:0
キャラクターメイキング(その三)
さて、トラベラーのPCは、メイキングが終わった時点では、それまでの経歴を離れて、新たな人生を歩み始めることになるわけだけれど、そのときにもすんなり離れられるとは限らない。実は再応募判定のさいに12を出してしまうと強制徴募ということでさらに4年間のお勤めが待っている(もし、5期以上勤めているなら年金額が上がるということが少しは慰めになるかもしれない・・・)。

そんなこんなで、無事に除隊ということになったら、除隊恩典表で、幾らかの恩典を受け取ることができる。受け取れる恩典は除隊一時金(退職金と思いねぇ)、および、武器、宇宙船チケットなどの各種恩典となる。得られる恩典の数は勤めた期数毎に一つ、それに階級による追加分である。受けられる恩典を一時金表と恩典表の選択の組合わせは基本的に自由だが、一時金表は3回までしか選択できず、残りは全て恩典表を選択しなければならない。恩典によっては重複して得られ無いものがあり、それらは2回目以降は無効となる。
恩典の目玉としては宇宙船が最大のものであろう。ただし、得られた宇宙船が「偵察艦」でない場合には洩れなく40年のローンがついてくることになるので、喜んでばかりもいられないが・・・。なお、複数回宇宙船の目を出すことで2回目以降は10年ずつローン残額を減らすことができる、つまり宇宙船の目を5回出せばローンの支払いが完了した状態(かつ、それ相応に使い込まれている)の宇宙船を手にいれることができる。それ以外の恩典の目玉としてはトラベラー協会(雷鳴版では「トラベラー共済組合」)の会員資格がある。これは2ヶ月毎に特等チケット1枚の配当を受け取ることができるもので、しかも、生涯に渡り有効と、非常に価値のある恩典なので、もし、可能であればぜひ取得しておくべき恩典である(後から会員資格を取ることもできるが、現金1,000,000Crが必要で、かつ、(率は低いながら)申請が却下される場合もある(チャンスは一生に一度しかない))。
それ以外の恩典としては銃や刀剣などの武器、宇宙船のチケットなどがあるが、変ったところでは腕時計(「官僚」(CT、MT)限定)や、私掠許可証(MTの「海賊」限定)などというものが存在している。

また、5期以上勤めたばあい、除隊恩典とは別に年金を受け取ることができる。
| トラベラーシリーズ総合 | 00:24 | トラックバック:0コメント:0
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ナイR@TEP

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トラベラーシリーズに手を出してはや20年以上になりました。
ここ何年もプレイする機会に恵まれないけど、またやりたいなぁ・・・。

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