古典SF-RPGトラベラーシリーズの話題ほか、いろいろ

トラベラー狂会 ルルイエ支部

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A Happy New Year 2011
てなわけで、生存確認もかねて、2011年のはじまりです。

 あいも変わらず、某仮想タウンに入り浸ってこちらの更新が滞って、申し訳ないっす。
皆様にはお変わりなく過ごされているでしょうか?

 さて、順調に出版を続けている我らがMongoose Traveller、2010年も20点以上とかなりの数が出版されている(LBBシリーズがだいぶ充実している)。詳細レビューはそのうち(いつだ?)やるとして、昨年入手分を簡単に紹介だけ・・・

Supplement 7: 1,001 Characters・・・ClassicにもあったNPCカタログ、ただし、Classicと異なり掲載されている全キャラクタにちょっとした背景情報が付属している。
Book 7: Merchant Prince・・・・・・商人拡張ルール、いろいろと面白そうなルールが追加されている模様
Book 8: Dilettante・・・・・・・・貴族/芸人拡張モジュール、通常とは違う、御大尽キャラを作成可能、ただし、価格修正ルールを取り入れると、やはり金策に苦しむことになる事まちがいなし。
Campaign 1: Secrets of the Ancients・・現在、第5章まで公開されているCTの同名シナリオのリメイク版、なんというか、歴史が変わってます。
Traveller Compendium 1・・・・・雑多な追加ルールや追加装備品、etc.をまとめたものらしい。
Alien Module 3: Darrians・・・・ダリアン人モジュール、帝国の先端技術を凌ぐ数々のアイテムが存在している模様。
Crowded Hours・・・・・・・・・・シナリオ集
Sector Fleet・・・・・・・・・・海軍ソースブック、典型的な宙域艦隊、星域艦隊の編成は必見、ただ、CT/MT時代の想定編成よりも、だいぶ小規模化しているよう、空母スキーには残念なお知らせあり


 今年の出版予定は今わかっているだけど以下の通り、なかなかに強気のラインナップですが、果たしてどれだけ予定通りに出版されるものやら・・・。個人的にかなり気になっているのは4月発売予定のChthonian Stars、名前から、わかる人にはわかるでしょうが、TravellerのルールでCthulhuをやるモジュールのようです。それから、LBB9 Library Dataは、これまでのLBBシリーズのルールブックの小型版ではない、初めてのもの。今後、こういった、LBBでしか出ないシリーズがどれだけ出てくるかは不明だが、マメにチェックしておいたほうがいいかもしれない。

・・・それにしても、このペースで出されちゃ、ほんとによむのが追いつかない・・・orz。

Jan 2011
Book 9: Robot
LBB9: Library Data
Supplement 1: 760 Patrons Second Edition
Supplement 8: Cybernetics

Mar 2011
Alien Module 4: Zhodani
Supplement 10: Merchants and Cruisers
Supplement 9: Campaign Guide

Apr 2011
Chthonian Stars
Starports
Supplement 11: Animal Encounters


それでは、今年もよろしくお願いしますm(__)m
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| 雑感 | 13:44 | トラックバック:0コメント:3
Book 6: Scoundrel
Mongoose Publishing

 拡張ルール第6弾は、第5弾と対になるような一冊で、<Drifter>および、<Rogue>の拡張ルールとなる、要するに世間からはみ出した人々を主にあつかっている。タイトルのScoundrelというのは、悪党、または、ろくでなしという意味なのだが、扱われている内容通りのタイトルである。

 章立ては、Scoundrel Careers、Criminal Organisations、Piracy、Intrusion、Smuggling、Fences and Illegal Goods、Equipment、Tramps and Thieves、Belt Mining、Odd Jobs、Scavengers、Gambling and Con Games、Lost Worldとかなり細かく分かれている。ただし、Belt Miningの章は、Belt Strikeからの抜粋で、詳細はBelt Strikeを見ろとなっている(もちろん、最低限必要な情報は網羅されている)

 まずは、Scoundrel Careersから、ようするにキャラクターメイキングの章であるが、Intruder、Smuggler、Organised Criminal、Pirate、Scavenger、Wanderer、Barbarianの7部門、21の専門分野が追加になっている。一見してわかるとおり、半分は分野自体が犯罪関係だったりする。もちろん、専門にしたところで、比較的まともなのはBarbarianの3つと、Hitchhiker(黄色いタオルをお忘れなく)、Vagabond、Salvage Expert、Wreckerくらいで、のこりは、Banditsやら、Burglarやら、Assasinやらと、ろくでもないものが並んでいることはいうまでもない。また、その性質上、キャラメイクの途中で収監を食らうことも多々あるのだけれど、収監期間が一期(4年)以上ある場合、その期間は<Prisoner>として、経験を積むことになる(Prison Planetがあるとベター)。新しく加わったスキルは>偽造<と、>セキュリティ<の二つ、<セキュリティ>スキルは、鍵開けや、センサーの無効化など、侵入に必須のスキルであるが、単独ではあまり役に立たず、鍵明けなら<メカニック>、センサーの無効化なら<センサー>とそれぞれに対応したスキルが必要(ただし、0レベルあればよい)となる、もし、対応したスキルをもっていない場合、-3のDMを受けることになる。除隊恩典としては、海賊船やサルベージ船、密輸船などの宇宙船や、盗賊道具(道具セット、変装セット、etc.)、犯罪組織のメンバー加盟など、他では得られないようなものがそろっている、なお、Barbarianの場合、除隊恩典で帝国Cr.を得ることはできないようだ(つまり、無一文で冒険が始まる)。

 次のCriminal Organizationは、犯罪組織の構造や組織内での地位、信用度、得られるサポートや、タブーなどの解説とともに、いくつかの代表的な犯罪組織についての解説がなされている、有名どころとしてはIne Giver(イフェイトに巣食うあの連中だ)が紹介されている。

 お次のPiracyは言うまでもなく海賊行為に関する解説の章である。海賊の成り立ち(中には海賊を生業としている世界もある模様)や、海賊の種別、ターゲット、各種解決ルール、海賊の避け方、海賊狩(Q-shipとか)、略奪結果決定ルール(及び、いくつかのサンプルデータ)などが記載されている。なお、海賊の種別は、大きく、Jumpcusser、Corsair、Coast Watcher、Belt Runner、Prize Hunter、Raiderに分かれているらしい。それぞれの違いはというと、Jumpcusserと、Corsairが、いわゆる一般的な海賊で、両者の違いは、火力と準備状況とのこと(まぁ、Jumpcusserって、パートタイムの海賊業なので・・・)。Coast Watcherは地上班、要するに獲物の情報を得るために活動している、海賊のスパイたち、Belt Runnerはアステロイドベルトなどを根城に、主にSpaceshipの積荷をねらう連中、Prize Hunterは拿捕した宇宙船を捌くルートも抱えているかなりの大手(拿捕した宇宙船の回航要員も十分乗せている)、Raiderは、地上目標や、宇宙ステーションなどを襲う連中、といった感じになる模様。
 ターゲットとなる宇宙船との遭遇は、通商の要である等、トラフィックの多い世界を狙うほうがいい獲物にありつけるようになっている、一方で、そういう星系は往々にして海軍基地があったりするので、下手すると、SDBやら、巡洋艦とかに追い回されかねない羽目にもなるのが困りもの・・・。略奪のあがりの例も記載されており、S型偵察艦で約60万Cr.、A型自由貿易船で約12MCr.、R型政府制定商船が約7MCr.となっている。ただし、あがりの大半は船荷の価格であり、それ以外の品物からのあがりは、買い叩かれることもあってか微々たる物にとどまっているようだ(A型とR型のあがりの差も積んでいた船荷の値段の差である)。なお、海賊を避けるコツとしては、1)安全なジャンプを心がける、2)防御兵器を装備する、3)早めに、且つ、頻繁に助けを求める、4)逃げ時を知る、5)積荷を犠牲にする、の5つが上げられている。

 Intrusionの章は建物やネットワークなどに侵入する際のルールや手順等がまとめてある。目標の選定及び、侵入前の情報収集や、準備、侵入計画立案、実行段階まで、かなり詳細なルールが準備されている(もちろん、簡易版のルールも準備してある)。またこの章にはさまざまなセキュリティー関連装備のリストが記載されており、単純なフェンスから、モーションデテクターなどの外部走査用のセンサー群、さまざまな警報システム、各種鍵類、室内用のトラップ類など、かなりの物が準備されており、さまざまな侵入対策が取れるようになっている(現代版のダンジョン作成システムかも・・・)。また、章末には、サンプルのターゲット(とある企業の支店オフィス)も記載されているので、自分でデザインする際の参考になるだろう(かなりセキュリティの厳しいオフィスの例と思って間違いない)。ハッキングについても、同様の手順を踏むようになっており、情報収集にマルウェアの利用や、ソーシャルエンジニアリングの利用など、随所に最近の動向が取り入れられているようだ(もちろん、IDSなどの対策プログラムも存在している)。また、一度に全権をにぎるよりも、権限の弱い一般ユーザーを乗っ取ってから徐々に権限を上昇させていくほうが(手間はかかるが)難易度は低いというようなところまで、取り入れられている。

 Sumugglingの章は密輸に関するルールである。密輸商人は、Bootleggers、Smuggler rings、Blockade runnersの3つに区分され、Bootleggersが零細密輸商人、Smuggler ringsが大規模な密輸団(犯罪組織の一部として、密輸を行っている)、Blockade runnersが、特に困難な状況や、危険な貨物の密輸を請け負うプロフェッショナルと定義されている。密輸を成功させるためには、いかにして、発覚を避けるか―つまり、チェックをやり過ごすか―がかなり重要で、普段から正規の貨物を定期的に運んだり、時には鼻薬を使ったりして、当局の信用を得ておくことが重要となっている(例として、リジャイナへの贅沢品密輸の例が記載されているが、最終的に賄賂で解決している)。当局の覚えが悪いと、かなり厳しいチェックを受け、その分、密輸が発覚しやすくなるという仕組みになっており、その際に、信頼度が修正値として使用される。また、章末には、密輸アドベンチャーのサンプルとして、5つの状況がパトロンとの遭遇形式で記載されている。

 Fence & Illegal Goodsの章は盗品売買関連のルールで、闇市や故買屋の見つけ方から、盗品の値段決定など、略奪品を売りさばこうとするには欠かせないものが含まれている、ただし、かなり安く買い叩かれることになるのはいうまでもない。特に、宇宙船や、芸術品などの一品もの、盗まれてから日が浅いもの、など足がつきやすいものは、小細工しない限り、相当に安く買い叩かれる(期待値で元値の5~10%)ことになる。

 Equipmentの章はいうまでもなく、追加になった装備品リストで、乗込用の宇宙服や、荷役用外骨格、隠し武器、侵入用のインターフェース、可変刺青、盗賊道具セット、などなど、通常のPC達は普通必要としない装備の数々が追加されている。また、宇宙船用装備にも、外部カーゴや、隠し倉庫、高出力スラスター、カーゴスクープなど一風変わった装備が追加されている(中にはヒッチハイカー御用達のElectric Thumbなんていうものもあるが・・・)。

 続くTramps & Thievesの章は追加宇宙船のデータ集で、A型自由貿易船改造の密輸船、海賊空母、対海賊用のintercepterや、太っちょ改造型のQ-Shipなど、面白いものがいろいろと記載されている。

 Odd Jobsの章はようするにパトロンとの遭遇なのだけれど、一風変わった依頼のみが集められている。いくつか例を挙げると、Game Designer(すでに締め切りすぎている?)とか、FastFoodの店員(異星人向けだったり、材料が・・・だったり)、Tuter(某国の王子の家庭教師らしい)とか、そういったものがごろごろしている。

 Scavengersの章は、サルベージ関連の簡単な解説と、冒険のヒントがまとめてあるが、本当に簡単なさわりくらいなのものなので、実際にやろうとするとそれなりの準備が必要になるであろう。ただし、危険は大きく、利益はそれほど大きくないので、はっきりとした目的(考古学的な遺物を探している、etc.)がないかぎり、あまりかかわらないほうがいい気もする。

 Gambling & Con Gamesの章はギャンブル解決の拡張ルールと、帝国内外で行われているいくつかのギャンブルの例、それから、信用詐欺行為についての解説である。ギャンブルの例としては、偶然に左右されるものとして、Runestones、、Hiver's Chess、技術を要するものとして、Psi-Topple、Zero-G Dicingなどが上げられている。Hiver's Chessはルールが人類が理解するには複雑すぎるため、ランダムに駒を動かして、どちらかが勝つというような形になってしまう模様。信用詐欺部分は行われている詐欺行為のいくつかの例が解説されているが、このあたりは現代(あるいはそれ以前)とあまり変わりはない感じである。

 最後のLost Worldは、Barbarianの出身世界に関するちょっとした情報(及びアイテム表)が記載されている。TLが低いままにとどまっている理由付けとして、そもそも、技術を発展させられなかったり、入植後に技術を失ったり、など、例が挙げられている。また、Lost Worldでの冒険についても触れてあり、中にはBarbarian Adventureなんていうものも取り上げられている(普段のプレイとはずいぶん違ったものとなるだろうけど・・・)。

 知っている中では裏社会をメインに扱ったほぼ唯一のものであるし、上述の通り内容も盛りだくさんなので、レフェリーをするなら持っていて損はないだろう(Odd Jobsをはじめ、シナリオねたにも事欠かない)。ただし、記載されている部門のキャラクターをPCとするにはちょっと注意が必要になるだろう。まぁ、全員をScoundrelのキャラのみで固めて海賊キャンペーン or 裏社会キャンペーンというのもいいかもしれないが、間違いなく人を選ぶだろう。
| Mongoose版 Traveller | 20:04 | トラックバック:1コメント:1
Book 5: Agent
Mongoose Publishing

 拡張ルール第5弾は、雇い主の命を受け、いかなる任務でもこなす人々―エージェント―を扱ったものである。キャラクターメイキングのみならず、雇い主となる、エージェンシー、や、トラベラーにおける法律、諜報、企業の暗黒面、賞金稼ぎには欠かせない賞金首に関するルール、エージェント用の特殊装備や宇宙船など、さまざまなものが含まれている。

  まずは、キャラクターメイキング、司法官(Law Enforcement)、捜査官(Investigator)、スパイ(Spy)、分析官(Analyst)、企業エージェント(Corporate)、賞金稼ぎ(Bounty Hunter)の6部門が用意されており、それぞれが3種類の専門分野に分かれている。情報収集(対人、コンピュータ)系のスキルが充実している代わりに、それ以外のスキルはかなり薄い。ただし、賞金稼ぎの中で、Ship Tracerを選択すると宇宙船関係のスキルも取得できる(まぁ、名前の通り宇宙船を追跡するのが仕事なので・・・)など、専門によってだいぶ取得できるスキルには差が付けられている模様。スキルとして新たに加わったものとして、<Cover Identity>(偽装身分)がある、これは、あたかも、その部門に所属しているかのように振舞うためのもので、レベルが高ければそれだけ見破られにくくなる(もちろん、複数の偽装身分をもつことも可能)、ただし、取得できるのは、Cover Agentなど、ごく一部の専門分野に所属するメンバーに限られている(ただし、企業所属の場合、専門分野ではなくAdvanced Educationで、取得できる)。また、特徴ポイントとして、Trustという、組織内での信用度をあらわすポイントが追加されている(組織に対する助力を求める際の修正として使用される)。その他に、スキルと同様に使用されるものとして、Networkが追加されている、これは特定のジャンルの情報ネットワークを利用できるもので、Street、Criminal、Politics、Corporate、Military、Academicの6つに細分化されている。また、除隊恩典として、Law Enforcement Gearというものが追加されているが、これは、捜査員用の装備パッケージで、内容はFlak Jacket(TL 7)、Commdot、Stunstick、Autopistol(+2magazines)または、Stunner、Smoke Grenade×2となっている。

 次のAgencyの章は、Agentの雇い主となる組織についてのもので、帝国司法省(法務省?)、地方警察、メガコーポレーション、終末運動組織、そして、フリーランスの場合が説明されている、いずれも、ランクが高いほど得られる助力も大きくなっている(帝国司法省所属の最高ランクのAgentなら、帝国委任状(!)の申請ができたりする)。なお終末運動組織のAgentというのは、それぞれの信仰に基づき特定の終末に向かうよう画策する人々になる(はた迷惑な・・・)。サンプルとして、光の聖騎士団(Holy Order of Light)、セッシャール信仰(The Sesshayr Religion)、UTE(The Universal Truth Engine)の3つの組織が記載してある。また、フリーランスでも、高ランクになると、帝国司法省などへの請願を行えるようになったりする。

 その次のThe Law In Travellerの章はトラベラー世界における法律の扱いについてのもので、治安レベルの解説に始まり、捜査方法や裁判、及び刑罰、情報収集には欠かせない情報屋に関するルール、おまけとして容疑者リスト(ようは、シナリオねた)が記載してある。治安レベルの解説は、全体の解説に続き、兵器、薬品、テクノロジー、情報など、個々のジャンルの解説が記載されているのだけれど、元々、自分が考えていた程度と実際の説明にだいぶ開きがあるようだ。なにせ、これによると治安レベル9以上になると、そもそも、旅行者は受け入れないわ、外部からの情報は遮断されるわ、医薬品含め全ての薬品が禁止だわ、石ころやステッキは言うまでもなく、ガラスの欠片を持ち歩いているだけで威嚇的振る舞いとみなされるわ、ろくなもんじゃない(いくら袖の下が効くといってもだ)。どうやら、治安レベル7というのが、「治安がよい」の上限くらいでそれを超えると、「抑圧的」という感じになる模様。これまで作ってきた自作設定も、手直しが必要な感じ。裁判についてだが、たいていの場合は、詳細は飛ばして「判決」及び「刑罰」を適用で問題ないだろう。ただし、必要なら、それなりの法廷ドラマを演出できるだけの材料(捜査段階含む)と、手順は準備されているので、使ってみるといいのではないだろうか(サンプルのCase filesを使って、一度やってみるのが早道だろう)。

 その次の章Espionageは、要するにスパイ活動に関する解説だ。スパイ対スパイの戦いに始まり、情報の分析やハッキング、帝国及び、地方政府のエージェントの解説、政変による影響、諜報ミッション作成ルールなどが記載されている。政変が起きた時の影響は高ランクエージェントほど、危険なものになるようで、低ランクであれば、面接や、テストミッション、新たな政権への忠誠の確認くらいですむのに対し、高ランクエージェントの場合、最悪、ヒットマンを送り込まれる羽目になる(余計なことを知りすぎているということであろう)。

 お次の、The Dark Side of Corporationsは、企業活動の闇の部分、すなわち通称戦争や、敵対企業に対する破壊活動、あるいは、企業による政府への影響力、などといった事柄を扱うためのルールや背景情報についてまとめてある。また、企業への侵入方法、セキュリティシステムや、対抗手段、対企業ミッション作成ルールなどの記載されている。
ミッションは、目標、期間、難易度、スキルチェック回数により決定され、決められたスキルチェックの効果値の合計が難易度により決定される目標効果値を上回れば成功となる。

 Bountiesの章はいうまでもなく賞金稼ぎに関するルール集で、簡易ミッション解決ルールや、暗殺ルールあるいは、犯罪者のアーキタイプなどが記述されている。なお、プロの賞金稼ぎとして認められるためには、少なくとも一期以上賞金稼ぎ部門で働く、3期以上をいずれかのエージェント部門で働く、信頼度が2以上ある、2レベル以上のネットワークを保有、平均以上の偽装身分を持つ、<交渉>スキルが2レベル以上である、のいずれか二つをクリアする必要があり、そうでなければ、支払いを受ける際に不利な扱い(-2修正)を受ける。

 最後のAgent Technologyの章は、エージェント用のさまざまな装備品に加え、エージェントに支給されるプロトタイプ装備の作成ルールが記載されている(もちろん、外れをつかまされる場合も多々あるわけだが・・・)。装備品はそれぞれの部門毎の各種特別装備なども記載されており、なかなか面白いものがそろっているようである。

 ざっと、流してみた感じだが、これまであまり取り上げられていなかった部分がかなり掘り下げられていて、これ一冊だけでも、かなりの期間遊べるようなできになっているようだ。
| Mongoose版 Traveller | 20:41 | トラックバック:0コメント:2
A Happy New Year '10
てなわけで、2010年の始まりです。

 昨年は夏以降、某仮想タウンに入りびたりとなっており、すっかり、こちらの更新を怠っておりましたが、皆様にはお変わりないでしょうか?幸いなことに、Mongoose Travellerのシリーズは順調に発売され続け、ルールブックが「Book 6: Scoundrel」、サプリメントが「Supplement 6: Military Vehicles」、alienモジュールもAslan、Vargrと無事に出版され、ネタには事かなないのですが、読むのが全然追いついておりません。ま、のんびり紹介していくことにします。

 今年も、Mongoose Travellerは毎月数冊ずつの出版が予定されており、ますますシリーズの広がりも大きくなるでしょう。皆様のTraveller Lifeに幸多からんことをお祈りします。

今年もマイペースでぼちぼち行きますので、なにとぞよろしくお願いします。
| 雑感 | 03:26 | トラックバック:0コメント:3
Supplement 4: Central Supply Catalogue
Mongoose Publishing

装備品カタログ、いじょ。

・・・一行で終わらすなと?しょうがないなぁ・・・内容は大きく、背景及びルール部分と、カテゴリー毎に分類された装備品カタログに分かれている。最初のRules and Backgroundの章以外は全て、装備品カタログだ。

 まず、背景については、各TLの解説や、星系のTLの通用する範囲、その制限事項などが解説してある。ルールについては、よい知らせと、悪い知らせがあるのだけれど、慣例に従って、悪いほうから始めることにする。悪い知らせとしては、防具の装備制限がかなりきつくなっていて、治安レベル4以上の場合、ジャック or メッシュのみが合法となった、ただし、合法といっても、街中で理由なく防具を身に付けている場合、当局の目を引くことになる、つまり、中程度以上(4+)の治安レベルを持っている場合、事実上、街中で防具は身に付けられないということだ。次によい知らせ、本来のTLよりも低いTLや、高いTLでの装備品作成に関するルールや、カスタムアイテム作成に関するルールが加わり、装備品のバリエーションを簡単に増やすことができるようになった。もっとも低TLで作成する場合、本来のものよりも、大型で性能も低く、かつ高価になる、もちろんちゃんと動くかどうかもわからないが、少なくとも、使える可能性はある。つまり、低TLで宇宙港も無いようなところでも、現地にあるもので間に合わせの宇宙船修理を試みることができるようになったということだ、ただし、TL差1毎に-3修正なので、TL差がありすぎる場合、どんなにがんばっても使えるものができないという結果にもなるのだけれど・・・・。

 装備品カタログのほうは、個人用及び軽支援火器、支援火器及び野砲、個人用防具、サバイバル&野外装備、電気&医療装備、生活費他の6つに大別されている。ボリュームが多いので全てを紹介するわけにはいかないが、独断と偏見でいくつか紹介してみることにする。

 個人用装備で目を引かれるところとしては、高TLの接近戦用武器がいろいろと追加されているという点だ。例を挙げると、重力ジェネレータを組み込んだGrav Mace(TL=13)や、一種のビーム兵器である、Arc-Field Axe(TL=14)、同Sword(TL=14)、あるいは超能力者用のPsi Cutlass、Psi Dagger(どちらもTL=16)などがある。これに対応して、シールドも、Gravitic Buckler(TL=13)や、Repulser Shield(TL=17)などが追加されている。もちろん、火器類も大幅に追加されていて、(実際に使えるかどうかはさておき)目移りすることは間違いないだろう。

  支援火器及び野砲のところでは、これをはずすわけにはいかないだろう、Gun、Siege、Superheavy.800mm(TL 8)・・・口径からわかる人もいると思うが、地球でかつて作られた最大の野砲の改良版で、核砲弾にも対応しているとのことだが、どうやら、トラベラー世界にはアレを改良量産した大馬鹿者(誉め言葉)が存在しているらしい。それ以外にも、爆薬類(Pocket Nukeなんてものあるぞ)や長射程対空レーザー、マスドライバーなど、よりどりみどりだ。

 個人防具ももちろんかなりの量が記載されていて、標準的な、Jack、Mesh、Cloth、をはじめ、古代のプレートメールやヘルム、ガントレットなどから、戦闘アーマー(動力補助有り/なし)、バトルドレスなど、あらゆるものが含まれている。バトルドレスは基本タイプ以外に10種類のバリエーションが記載されており、それぞれに特性が異なっているようである。

 ここまでが武器や防具類なのであるが、全体(200ページ弱)の6割を占めるボリュームとなっている。もちろんこの後の装備品もかなりの量が記載されていて、「こんなものまで!?」と思うようなものがいろいろ含まれているようだ。もちろん、サイバネティックパーツもいろいろと追加されているので、改造の自由度もだいぶ上がっている(ちなみに、自爆装置もある(笑))。

 さて、まとまりなく書いてしまったが、これは間違いなく買いの一冊だろう。もっとも、大半の武器防具は、治安レベルの制限に引っかかるのが難点ではあるが、傭兵物にしてしまえば、存分に追加された武器類を使用出来るだろう、もちろんそれは敵にも当てはまる、くれぐれも油断召されぬよう・・・。
 
| Mongoose版 Traveller | 00:16 | トラックバック:0コメント:1
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プロフィール

ナイR@TEP

Author:ナイR@TEP
トラベラーシリーズに手を出してはや20年以上になりました。
ここ何年もプレイする機会に恵まれないけど、またやりたいなぁ・・・。

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